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性善説的人間観のブレーキを解く試み(2) 堀越暢治

2014年9月13日21時56分 コラムニスト : 堀越暢治
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堀越暢治氏+
堀越暢治氏

(3)幼児教育は性悪の立場で

今、子どもの教育はかつてない混乱をきたしています。小学生が小学生を殺す、平気で人を殺す時代です。「ゴキブリも人間も同じだ」と平気で人を殺す。命が、全く虫けらのように扱われています。なぜそうなったのか。何を教えてきたのか。教育に問題があるのではないでしょうか。

私たちは、幼児教育に携わって40年以上たちました。地元の要請でこの幼児教育を始めるとき、私たち夫婦は何を基準に、どのように教えようか随分と考え、祈りました。地元は、神社・寺院の多い所です。しかし、私たちがキリスト信者だと承知の上で子どもの教育を頼んできたのです。

やはり、私たち自身が混乱の時代に生きて、自分の子どもを育てる基準にした「聖書」を教育の土台にしよう、という結論に至りました。以後、40年たち、卒園生は1500人を超えました。

① 命の仕組みのスゴサ

人の生命の尊さは、全知・全能者の作品であるからで、進化の頂点に立っているからではありません。命の仕組みのスゴサなどを教えて、命の尊さを教え続けています。

② 性悪の立場で

人間は素晴らしく造られたが、今は心の黒い者になってしまいました。ですから小さいときから善悪の判断基準をしっかり教えて育てる必要があります。人の心は本性善ではないという性悪の立場で教えています。

③ 毎朝30分礼拝

毎朝30分、礼拝をもって保育が始まります。賛美歌、祈り、聖書の言葉の暗唱とお話を毎日してきました。結果としてキリスト信者は増え、教会形成の土台となりました。今でもそうです。

④ よい生活習慣を

小さいときからよい生活習慣をつけるために、5つのお約束を、毎朝指を折りながら大声で唱え、実行するよう勧めています。

1. よく聞く
知識は耳から入るものが多いからです。

2. よく覚える
知らないことはできません。インプットされていないものはできないのです。

3. よく考える
ただ覚えるだけでなく、良い悪い、役に立つ・立たないを考え、悪いことと役に立たないことはしないように。

4. 繰り返しやってみる
初めからできる子はいません。繰り返し、繰り返すうちにできるようになります。だから、何回でも繰り返すのです。

5. 役に立つ子になる
わがままでなく、天のお父様と周りの人の役に立つ子になるように育てる。人は1人では生きていけませんから、人の役に立てて始めて皆で一緒に生活できます。

この約束を実行するようにしてから、子どもがしっかりしてきました。なお、この生活習慣は子どもだけでなく、大人のためにもなります。小さいときからよい生活習慣がついていたら、一生の間には、随分、役に立つ人になるでしょう!

創造主の約束

1. 志を立てること(ピリピ2章13、14節)
2. 嫌なことを乗り越えてこそ、希望がくる(ローマ5章3、4節)

性善説的人間観のブレーキを解く試み(2) 堀越暢治

主イエスの言葉

「内側から、すなわち、人の心から出て来るものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです」(マルコ7章21~23節)

■ 性善説的人間観のブレーキを解く試み: (1)(2)

◇

堀越暢治(ほりこし・のぶじ)

宇都宮大学農業土木科卒業。日本基督神学校卒業。学校法人東京キリスト教学園名誉理事。学校法人グレイス学園めぐみの園理事長。単立・創愛キリスト教会主任牧師。著書に『人体の不思議発見』『大自然の不思議発見』など多数。

■ 外部リンク:「ノアの箱船記念館 設立準備会」ホームページ

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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