梶田季生
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聖書と植物(21)シャロンのバラ 梶田季生
「シャロンのバラ」はどんな色ですかと尋ねられました。白、赤? 私は調べてみましょうと返事をしました。ところが色どころか「バラ」そのものについて調べなければならなくなりました。聖書の原語ではハバッツェレトといい、2カ所に出てきます。
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聖書と植物(20)話をする植物たち、その相手は? 梶田季生
ある時、急にシジュウカラの甲高い鳴き声が起こると、一斉に仲間たちが飛び去りました。その上空にはタカが舞っていました。それを見たある研究者は、この鳥は「言葉」を持っていると直感し、研究を始めました。
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聖書と植物(19)個性的なテレビンの木 梶田季生
聖書に「エラー」(ヘブル名)という木の名前が13回出てきます。聖書協会共同訳では全てテレビンの木となっています。それが新改訳2017では、11回が樫の木、他の2回がテレビンの木と訳されています。
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聖書と植物(18)樫の木 梶田季生
近鉄名古屋線で四日市を過ぎると、鈴鹿平野のただ中に一本の大きなクスノキが見えてきます。三重大学農学部の矢頭献一氏の著書『日本の野生植物』にその写真があります。
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聖書と植物(17)用途の広いいちじく桑の木 梶田季生
イチジク属は熱帯地域を中心におよそ900種ある大所帯です。葉はクロミグワの木、果実がイチジクに似ている故、「いちじく桑」といわれます。葉は卵形、基部はハートで、鋸歯(きょし)がなく全縁です。花はイチジクと同じ、隠頭花序です。
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聖書と植物(16)人生の花とことばの力 梶田季生
人のはかなさが、草に例えられています。木ではありません。少なくとも草の地上部は1年あるいは2年で枯れてしまいます。イスラエルでは、東の荒野からの熱風が吹き下ろすと、その熱によって生育途中で草が枯れてしまいます。
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聖書と植物(15)アーモンドの花とケーパーのつぼみ 梶田季生
おいのK君が幼稚園に通っていたときのことです。寒い朝、走っていたのです。「Kちゃんのほっぺはりんごみたいやね」。するとK君、すかさず言いました。「先生は梨みたい」。思わず吹き出してしまいました。
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聖書と植物(14)アロエか沈香か 梶田季生
随分前のことです。低温やけどで皮膚が荒れ、薬を塗れば塗るほど悪くなる一方とのこと。おばあさんに言われてアロエの皮をむいて付け出したそうです。「本当にきれいな肌になりました。びっくりするぐらいです」と後日仰っておられました。
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聖書と植物(13)いばらの冠・キリストイバラ 梶田季生
小学生の頃、白クローバーの花を重ね、茎(花柄)を回して花を留め、ひもを作って長さを競い合いました。最後にそれで輪を作って冠にしました。あるものは二重、三重、もちろん一重もありました。皆が王様になった気分でした。
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聖書と植物(12)何をささげますか 梶田季生
アダムとエバの最初の2人兄弟の物語は、短いが有名です。アベルは羊を飼う者となり、カインは大地を耕す者となりました。時が来て、2人とも主へのささげ物を持ってきました。
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聖書と植物(11)まかぬ種は 梶田季生
メキシコの山肌全面がカボチャの畑、というスライドを見せてもらったことがあります。どのようにまくのでしょう。近隣の国ではジャガイモを一つ一つ埋めるのですが。種まきの例え話があります。出だしは「種を蒔(ま)く人が種蒔きに出かけた」。
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聖書と植物(10)茨とぶどう 梶田季生
窓から見えた山に、緑がない。どうして? マドリードからトレドへ、どこもかも一色。あまりにもびっくりした第一印象でした。路傍の灰緑色の小さい葉。ヒルガオの一輪があるだけでした。
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聖書と植物(6)パンとマナ 梶田季生
食物、食糧、食べ物、ごちそうなど、食に関わる言葉が旧約聖書に約400出てきます。そのうちの代表がパンです。ヘブル語でレヘムといいます。パンの家という意味の町があります。ベツレヘムです。ナオミの出身地でした。
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聖書と植物(5)それは食物となる 梶田季生
小学生の時、店の無い住宅地に、遠く離れた八百屋さんが週何回かご用聞きに来ました。「青物は何にしましょうか」と言っておられたのを懐かしく思います。食材としての植物は一体、幾つあるのでしょう。
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聖書と植物(4)生えさせよ 梶田季生
鶏が先か、卵が先か。よくある質問です。神はそれぞれの生活の場、天、地、海をまず造り、そこに置かれました。だから、鶏が先ですね。このように生き続ける配慮も完全でした。
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聖書と植物(3)種類ごとに 梶田季生
ずいぶん前、中近東に行かれた方の話です。ふと目に留まった「長い果実」に興味を覚え、いろいろ聞き、「メロンだ」というので手に入れました。それなりの手続きをされました。ところが期待に反してキュウリだったのです。
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聖書と植物(2)2千年の眠りから覚めて 梶田季生
1951年3月30日に発掘された2千年前の種が、発芽しました。現在各地に分譲され、毎年美しいピンクの花を咲かせている「大賀ハス」です。私も出張先で見たときは感銘を受けました。
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聖書と植物(1)種のできる草 梶田季生
「スイカ1個の中に、種が幾つ入っていますか」。夏のある日、4〜5人の小学生が農場に来ての質問でした。数の捉え方によっては、意味が変わります。種の嫌いな消費者の立場からは「少ない」あるいは「ない」方が良いことになります。
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