Skip to main content
2026年6月24日22時50分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
シリア語の世界

シリア語の世界(41)シリア正教会の典礼①典礼の祈り 川口一彦

2026年1月19日20時58分 コラムニスト : 川口一彦
  • ツイート
印刷
関連タグ:川口一彦

東方シリア正教会の典礼(聖書に基づく神への奉仕、礼拝のこと)について述べていきたい。

シリア正教会はアンテオケに総主教座があり、一説に使徒ペテロが紀元39年に設立したとある。一方、トルコ東南のメソポタミアの地、シャンルウルファ(エデッサ)では、そこの王や周辺に住んでいたユダヤ人たちがメシア・イェシュアを信じ、共同体が初期に設立された。

そこで話されていたアラム語から、メシアの共同体のためにエデッサ方言として作られたシリア語が普及していった。そして、礼拝の様式が確立していく。

詩篇119篇164節に「私は日に七度、あなたをほめたたえます」とあるように、1日に7度の祈り――①一日の始めとされる日没の夕方の晩祷、②終祷、③夜中、④朝、⑤9時、⑥正午、⑦午後3時――をささげていたが、やがて1日に3度となった。

また、彼らが賛美するときや、指導者が祝祷するときには、腕組みしつつ聖書を朗読し、賛美と祈りをささげる。そのように、プロテスタント系諸教会やローマ・カトリック教会などとは異なった礼拝スタイルが特徴と言える。

シリア語の世界(41)シリア正教会の典礼① 川口一彦

祈りは、旧約の預言者イザヤ(イザヤ書6章)が天の神殿において栄光の主を拝したように、新約のイェシュアが山で栄光の御姿に変貌された(マタイ福音書17章)のを弟子たちが見たように、ヨハネが黙示録1章で栄光の主を見て、倒れて死にそうになったように、神の栄光を拝する者のうちに神への畏敬の念と聖性が満たされることがその目的である。

以下は、典礼の祈り。エルサレムの初代大司教で殉教者、使徒ヤコブが主イェシュアの口から学んだ祈り文とのことである。

平和の前の祈り

「万物の神、主よ、あなたの救いにふさわしくない私たちを救いにふさわしい者としてください。そうすれば偽りなく愛の絆で結ばれ、聖なる接吻をもって互いにあいさつし、あなた(父なる神)とあなたの独り子(イェシュア)とあなたの聖霊に栄光と感謝をささげることができます」

会衆「アーミン」
祭司「平和」
執事「ささげましょう」

祭司「ああ、あなたは唯一の慈悲深い主、高き所に住まわれ、最も謙虚な者たちを見守る方、あなたに頭を垂れた者を祝福される方、あなたの独り子と聖霊の恵みによって彼らを祝福してください。今も、そしてとこしえまでも」
会衆「アーミン」

祭司「父なる神よ、あなたは人類への大きな愛により、迷い出た羊たちを連れ戻すために御子をこの世に遣わされました。ああ主よ、血を流さない犠牲の奉仕を拒まないでください。私たちは自分の義ではなく、あなたの慈悲に頼るからです。私たちの救いのために定められたこの神秘(聖餐式)を、私たちの罪の裁きのためでなく、私たちの罪を消し去り、あなたとあなたの独り子と聖霊に感謝をささげるものとしてください」

執事「起立しましょう」
会衆「感謝します」
祭司「愛……」
会衆「そしてあなたの霊にも」
祭司「高き所で……」
会衆「そうです」
祭司「主に感謝をささげましょう」
会衆「それは当然なこと、正しいことです」

祭司「万物の造り主に感謝し、ひれ伏し、たたえることは、真実にふさわしく正しいことです」
そして声を張り上げて言った。「天の万軍が賛美する主に、有形あるいは無形の万物、太陽、月、全ての星、地と海、そして天のエルサレムに記された最初の子、天使、君主、権威、王座、主権、権力、多くの目を持つケルビム、顔と足を覆う6つの翼を持つセラフィムが互いに飛び交い、聖別し、叫んで言った」
会衆「聖なる……」

祭司「言った」
「まことにあなたは聖なる方、また聖となられる方。万物の主よ、あなたは御子、私たちの主イェシュア・メシアは聖なる方、あなたの奥義を探られるあなたの聖霊も聖なる方です。あなたは土から人を造られ、楽園に置かれました。しかし、彼らが戒めを破ったとき、あなたは彼らを迷わせることなく、預言者を通して彼らを導かれました。そして、終わりの時にあなたの御子を世に遣わされました。彼は聖霊によって処女マリアの体を得ることで、古びた姿を新しくされました」

(続く)

■ シリア語聖書による学び:ヨハネの福音書4章23、24節(右から左に読み書く)

シリア語の世界(41)シリア正教会の典礼① 川口一彦

23節の訳:しかし、真実の礼拝者たちが霊と真理で父を礼拝する時が来ます。今がその時です。なぜなら、父はさらにこのような礼拝者たちを求めておられるからです。

シリア語の世界(41)シリア正教会の典礼① 川口一彦

24節の訳:なぜなら、アロホ(神)は霊ですから、彼を礼拝する人たちは霊と真理で礼拝しなければならない。

<<前回へ     次回へ>>

※ 参考文献
『Invitation to Syriac Christianity』(University of California Press、2022年)
川口一彦著『古代シリア語の世界』(イーグレープ、2023年)

◇

川口一彦

川口一彦

(かわぐち・かずひこ)

愛知福音キリスト教会(日曜と火曜集会)ならびに名古屋北福音キリスト教会(水曜集会)の宣教牧師。フェイスブックで「景教の研究・川口」を開設。「漢字と聖書と福音」「仏教とキリスト教の違い」などを主題に出張講演も行う。書家でもあり、聖書の言葉を筆文字で書いての宣教に使命がある。大学や県立病院、各地の書道教室で書を教えている。基督教教育学博士。東海聖句書道会会員、書道団体以文会監事。古代シリア語研究者で日本景教研究会代表。特に、唐代中国に伝わった東方景教を紹介している。著書に『景教—東回りの古代キリスト教・景教とその波及—』など。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:川口一彦
  • ツイート

関連記事

  • シリア語の世界(40)アブラハムがカナンに旅立った地、カルデアのウルとはどこ? 川口一彦

  • シリア語の世界(39)マル・マリの働き②土地を耕し種をまき、収穫を得よ 川口一彦

  • シリア語の世界(38)マル・マリの働き①出て行って、弟子とせよ 川口一彦

  • シリア語の世界(37)辞書5・東方教会に関する用語 川口一彦

  • シリア語の世界(36)シリア語聖書理解とシリア語作家たち 川口一彦

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(6月23日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師③

  • 「重要な希望のしるし」 世界教会協議会のピレイ総幹事、米イラン覚書を歓迎

  • ワールドミッションレポート(6月19日):インドのムンダス族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.