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ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(7月20日):イラン 暗闇に住む者に昇る義の太陽(3)

2025年7月20日14時46分 執筆者 : 石野博
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関連タグ:イラン

悪霊的なオカルトに深く関わり、暗闇に生きていたドーブは、深い喪失と絶望の果てにキリストの愛に触れられ、瞬時に変えられた。彼女はすぐに家族や友人に福音を語り、弟子訓練を受けて家の教会を始めたのだ。そして2年のうちに多くの人々がキリストに導かれていったのである。以下は、彼女自身の証しだ。(第1回から読む)(※登場する人物の本名は伏せてある)

*

しかし、突然困難が訪れました。私たちの家の教会のメンバー数人が逮捕され、私自身にも当局の手が伸びようとしていました。命の危険を感じて、私は逃亡を余儀なくされたのです。それで親戚のいるイラン北部の別の町へと身を寄せました。

しかし、そこでも捜査の手は伸び、私は逮捕されてしまいました。長時間にわたる取り調べの中で、彼らは私の信仰を打ち砕こうとしました。しかしそのような過酷な拘留と尋問の中でも、主イエスが共にいてくださったので、私は穏やかで、むしろ喜びすら感じていました。

私は尋問官たちに対しても愛をもって接し「お元気ですか? ご家族はどうされていますか?」と声をかけました。それが彼らをいら立たせたのです。なぜなら、彼らは私の心を壊したかったのに、それがうまくいっていないと感じたからです。

厳しい取り調べの拘留期間が終わると、裁判の日程が設定されました。しかし私は出廷せずに再び大都市へと逃れました。すると、他の地下教会のリーダーたちから連絡があり、オンラインでの奉仕を依頼されました。

彼らの訓練を受け、私はオンラインでの祈りとカウンセリングの働きを任されることになりました。後にはカウンセリングと訓練全体を統括する役割にも任命されたのです。今の私に恐れはありません。残りの生涯をかけて主に仕えます。

最後に、私の名前についてお話しします。私は自分が名乗る名前を「ドーブ(Dove:鳩)」という名前に決めました。うつと自殺願望に満ちていたあの頃、私の服も人生も全てが暗く真っ黒でした。しかし今では、キリストにあって変えられ、決して消えない内なる喜びがあり、白い服を着ることが多くなったからです。

*

聖書は言う。「闇の中に住んでいた民は大きな光を見る。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が昇る」(マタイ4:16)と。

暗闇の中でもがいていた一人の女性に、義の太陽であるキリストが昇り、照らし出したのだ。そして人生が変えられ、彼女は瞬く間に、暗闇に住む多くの人々をキリストの光で照らす者とされたのである。

ドーブのような力強い弟子の育成とともに、イランで継続するリバイバルのために祈っていただきたい。

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■ イランの宗教人口
イスラム 37・2%
キリスト教 1・5%
無宗教 22・2%
ユダヤ教 0・02%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:イラン
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