イエスは言われた。「わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。(ヨハネ6:35)
言葉であり、霊であった神イエスは、天におられ、神の全ての栄光を持っていました。世に「いのち」を与えるために、イエスは天にある全ての栄光を捨てて、天から地上へ降って来られ、人々に神の言葉を語られました。
イエスの語る言葉は神の真理であり、永遠の命を得させるものであり、御国へ到達するための道です。私たちが天の御国へ入るためには、神の言葉である「いのちのパン」を頂くことであるとイエスは説きました。神の言葉とは、聖霊によるものであり、信じる者には神にある永遠の命が与えられるのです。
霊的な飢え渇きを永続的に満たし得る「いのちのパン」は、イエスご自身である御言葉です。それを頂くことにより、創造主の愛と力、天の御国での永遠の命を受ける恵みが与えられます。
「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった」(ヨハネ1:1)
神は「ことば」であり、「ことばは神であった」と聖書で証しされています。言葉である聖書の神イエス・キリストを自分の神と信じて従っていくことにより、聖書の御言葉を自分のものとした人は、御霊によって神と一体になる祝福を受けます。
「世と世の欲は滅び去ります。しかし、神のみこころを行う者は、いつまでもながらえます」(1ヨハネ2:17)
私たちの生きている世界は、やがて滅び去ります。世を愛するとは、この世の支配者である悪魔を愛することにつながります。その人は、地の下に降ると聖書に書かれています。地の下とは、永遠の死を意味します。
自分中心の生き方を続け、聖書の神を受け入れることなく人生を終える人は自分の命を失うことになります。「世と、世にあるものを愛してはならない」と聖書にあります。
「すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、御父から出たものではなく、この世から出たものだからです」(1ヨハネ2:16)
世にあるものは、悪魔が人を支配し、誘惑するために用いているものです。世を愛するのではなく、神の御子を愛することを選び取っていくなら、闇の支配から光の支配に移され、死ぬ者から永遠に生きる命に移され、神の御国の共同相続人となり、永遠に生き永らえます。
聖書の神の言葉を信じてそれを行う人は、天の御国を相続し、永遠の命を得て、神と共に永遠に生きます。神の約束は必ず成就すると信じた者は幸いです。神の光の子として、天の御国を相続することを目指して歩んでいきたいです。
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