Skip to main content
2025年7月15日21時54分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 欧州

説教はチャットGPTで作成、アバター牧師による「AI礼拝」に300人以上が参加

2023年6月19日22時34分
  • ツイート
印刷
関連タグ:チャットGPT人工知能(AI)キルヘンタークドイツ
説教はチャットGPTで作成、アバター牧師による「AI礼拝」に300人以上が参加+
生成系人工知能(AI)の「チャットGPT」で作成した説教を語るアバター(デジタル上の人物)の牧師(画像:キルヘンタークの配信映像より)

ドイツ南東部バイエルン州フュルトにある聖パウロ教会で9日、生成系人工知能(AI)の「チャットGPT」で作成した説教を、ひげを生やした黒人男性の風貌をしたアバター(デジタル上の人物)の牧師が語る礼拝が行われ、300人以上が参加した。AP通信(英語)が伝えた。

礼拝は、ドイツで2年に1度開催されるキリスト教大会「キルヘンターク」の一環として実験的に行われたもの。ウィーン大学で神学などを教えるジョナス・シメレイン氏(29)が考案したもので、説教や祈祷、賛美などで構成され、約40分間にわたって行われた。

今年のキルヘンタークのテーマは「今がその時」。シメレイン氏は、チャットGPTで説教を作成した際、今年のテーマを考慮させたほか、詩編や祈祷、最後の祝福などを加えるよう指示をしたという。

この「AI礼拝」は大会でも大きな関心を集め、礼拝の始まる1時間前から長蛇の列ができたという。シメレイン氏はAP通信に対し、「この礼拝は私が考案したものですが、98%は機械が作ったものです」と語った。

礼拝は、牧師を含め4種のアバター(男女各2人)が引導した。一方、アバターの牧師が、平凡な言葉で「信仰を保つためには、定期的に教会に行き、祈る必要があります」と無表情のまま語りかけ、参加者の笑いを誘う場面もあったという。

参加者の中には、スマートフォンで礼拝の様子を熱心に撮影する人もいれば、「主の祈り」を大きな声で唱えることを拒み、批判的に見る人もいたという。

礼拝に参加したルーテル派の牧師であるマルク・ヤンセン氏(31)はAP通信に、「実はもっとひどいものを想像していましたが、こんなにうまくいくとは思いませんでした」と感想を語った。

説教はチャットGPTで作成、アバター牧師による「AI礼拝」に300人以上が参加
「AI礼拝」に参加する人々(画像:同上)

また、同じく礼拝に参加したトゥエンテ大学(オランダ)で技術倫理を研究するアンナ・プジオ氏(28)は、宗教のAI活用には可能性を感じると話す一方、危険も伴うと警鐘。キリスト教であっても多様な意見があるとし、一つの意見を広める目的で悪用されないよう注意が必要だと語った。

シメレイン氏は、牧師などの宗教指導者をAIに置き換えることは本意ではないとし、むしろ日々の牧会を手助けするツールとしてAIを活用することを考えているとコメント。文学に説教のインスピレーションを求める牧師がいることを挙げ、AIに説教のアイデアを求めてもよいのではないかと語った。

教会がAIなどの技術を活用しようとする試みは既にあり、英国国教会は2018年から米アマゾン社の音声認識AIアシスタント「アレクサ」を使い、人々の祈りや教会探しを支援するサービスを行っている(関連記事:「アレクサ、近くの教会を教えて」 英国国教会、アマゾンの音声AI利用)。

また、米最大のプロテスタント教団である南部バプテスト連盟は19年、AIを主要テーマにした声明を発表し、最先端技術が提起する実存的かつ神学的問題に触れつつ、教会もAIに取り組む必要性があるとする考えを示している(関連記事:「教会もAIに対する積極的な取り組みを」 米南部バプテスト連盟が声明)。

関連タグ:チャットGPT人工知能(AI)キルヘンタークドイツ
  • ツイート

関連記事

  • ChatGPT で聖書を解読しよう! マルコ福音書の「逃亡する若者」について聞いてみた

  • 21世紀の神学(11)対話型チャットAI「ChatGPT」との神学問答

  • 5言語で祝福祈る“ロボット牧師” ドイツの教会が宗教改革500年で製作

  • 米福音派神学校が人形ロボット「NAO」を導入 人口知能に関する倫理研究で

  • 中国政府が人工知能用いた「迫害システム」構築中 迫害監視団体が警鐘

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 福音派の著名講解説教者、ジョン・マッカーサー牧師死去 86歳

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • Gゼロ時代の津波石碑(4)芥川を自死に至らしめた「ぼんやりした不安」と2つの遺書 山崎純二

  • 吉松繁・日本基督教団隠退教師死去、92歳

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(7)共同体の重視 臼田宣弘

  • 第一のことを第一にする人生の祝福 菅野直基

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(226)葬儀文化を受け継ぎ、教会がエンディングを支える時代が来る 広田信也

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(235)聖書と考える「放送局占拠」

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • Gゼロ時代の津波石碑(4)芥川を自死に至らしめた「ぼんやりした不安」と2つの遺書 山崎純二

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 吉松繁・日本基督教団隠退教師死去、92歳

  • 栄光の富で必要を満たされる神 万代栄嗣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(226)葬儀文化を受け継ぎ、教会がエンディングを支える時代が来る 広田信也

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

  • 米フラー神学校、平和構築センター新設 教会・社会双方に和解もたらす指導者を育成

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

編集部のおすすめ

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.