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「偉大なクリスチャンになる」とはどういうことか 加治太郎

2022年10月1日20時44分 コラムニスト : 加治太郎
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こうしてダビデはますます大いなる者となり、かつ万軍の神、主が彼と共におられた。(2サムエル5:10)

ダビデは主と共にいたので、ますます偉大になったと書かれています。これを現代のクリスチャンに当てはめるならば、どうなるでしょうか。

キリストは、仕える者たちが偉い者になると言われました(参照・マタイ23:11)。私たちは、へりくだり、人々に仕えることの大切さを認識しています。神様の御目から見て偉大になれるのであれば、人々に仕えることに励むでしょう。しかし実際のところ、私たちがこれを実践できないでいる理由は何でしょうか。

一つは、この世の中のさまざまな情報に、私たちが影響を受けてしまうことです。例えば、メディアに出演する有名なクリスチャンの牧師や教師、音楽家に憧れ、そのような生き方を無意識のうちに目指しているかもしれません。

彼らはセレブのように取り上げられ、ソーシャルメディアで多くのフォロワーを持ち、いいね!を獲得しています。もちろん、私はそのような方々の動機までは分かりませんから、彼らが周囲の人々に認められ、称賛され、チヤホヤされることを目的に活動しているかどうかは分かりません。

しかし、私たちがそのような有名人たちと自分とを比較して、人々に称賛されることによって自分のアイデンティティーを確立しようとするならば、誤った方向に歩むことになります。悪魔が私たちの信仰生活に入る隙を与え、神様が私たち一人一人にご計画されている満ちあふれるほどに豊かな人生(参照・ヨハネ10:10)に歩むことを妨げるでしょう。劣等感の中で歩むことになり、喜びと平安は奪われます。

また、当初は純粋な動機でも、リーダーというポジションを与えられ、自分に対する人々の評価が変わると、そこから自分のアイデンティティーを確立しようとする誘惑に直面します。その誘惑の道を選択すると、知らず知らずのうちに、マタイ23章でキリストが警告されているパリサイ人のような態度を持つようになります。

聖書では、信仰を持ち始めたばかりの信徒をリーダーに立てないように勧めていますが(参照・1テモテ3:6)、私たちがリーダーシップのポジションで栄えていくためには、十分な準備期間が必要だということです。幸いなことに、神様は全てを益とされましたが(参照・ローマ8:28)、私もリーダーシップの役割を経験する中で、過去に誤った選択をし、パリサイ人のような態度で取り組んでいた時期があったことを認めざるを得ません。

自分のアイデンティティーを、キリストに置くことが大切です。常に御言葉、聖霊様の導き、御声に敏感になり、神様が喜ばれる選択をして良い実を結び続けることが大切です(参照・ローマ12:1〜2)。

ソーシャルメディアのフォロワー数や人々の称賛は、天国にまで持っていくことはできません。私たちが天においても持ち続けていくものは、肉眼では見えないもの(参照・2コリント4:18)、御言葉(参照・マタイ24:35)、愛(参照・1コリント13:8)、心(参照・詩編24:3、4)です。

つまり、私たちが天国にまで持ち続けるのは、この地上で育まれた人格です。私たちが人格、魂、心の成長に焦点を合わせたとき、この地上でも、キリストが与えられた満ちあふれるほどに豊かな人生を歩み通すことができるのです。そして私たちは、キリストが約束された偉大なクリスチャンとして、この地上でも栄えることができるのです。

GOD BLESS YOU!!!

◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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