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神を見て、神を恐れよ 菅野直基

2022年3月4日15時10分 コラムニスト : 菅野直基
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人間は神によって造られたときに、神だけに目を向けて生きる存在として造られました。しかし、罪を犯した瞬間から自分に目が向かい、自意識にとらわれるようになり、裸であることを知り、イチジクの葉で体を覆いました。

イエス様を信じて新しく生まれ変わり、神との関係が回復したときから、神を見て生きる存在に回復しました。しかし、古い罪の性質が自分を見させようと誘ってくるのです。人が悩み苦しみ、人の顔色を気にして心が病んでしまうのは、神を見ていないからです。

聖書は「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい」(ヘブル12:2)と語ります。人が人の顔色を見て、人を恐れてしまう理由は、神を見ないからであり、神を恐れないからです。

神を恐れるとは、神に対してビクビクすることではありません。神を神と認め、神に対する畏敬の念を抱くことです。聖書は「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである」(伝道者の書12:13)と語るのです。

ここに真の解放と自由、喜びと平安、祝福と幸せがあるのです。神を恐れたら、大きく見えて怖く見えていた人が、自分と同じ弱い罪人であることが分かります。ムキになり、敵意を抱く必要もなくなります。怒りは消え、愛する心に変わっていきます。そして「神様、私たちを助けてください」という祈りが出てくるのです。

ヤクザは、簡単に暴力を使うことはしません。小さな自分を最大限に大きく見せて、威勢を張り、脅かして、何をするか分からないという不気味な恐怖を与えて相手を黙らせ、言うことを聞かせようとするのです。

ヤクザも同じ人間です。恐れるに足りません。しかし、ナメてかかったら痛い目に遭います。君子危うきに近寄らずです。気を付けて離れてください。

悪魔も似ています。悪魔はイエス様によって頭が踏み砕かれて、すでに敗北した存在です。恐れるに足りません。牙のない吠えたける獅子のように怖がらせているだけです。しかし、悪魔と交わったり、取引したりしていると、やられてしまいます。

蛇が木の上のリスを捕獲する方法は、目を合わせることから始まります。リスは蛇から逃げられる状況にあっても、蛇の目を見ていると体が硬直して動けなくなり、蛇にやられてしまいます。

同じように、悪魔と目を合わせたり、交わったりしないで、速やかに離れ、追い出してしまいましょう。私たちが見るべきなのは神の御顔なのです。神の御顔を見てないと、罪もいざなってきます。

罪と闘って血を流すほどの格闘をするとともに、その罪の誘惑のある環境から離れましょう。そうでないと、やがてミイラ取りがミイラにされてしまうように、罪の奴隷とされてしまいます。

どんなときにも、イエス様から目を離さないで歩んでいきましょう。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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