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日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(105)終活を通し、幸いな老後を送ろう 広田信也

2020年10月10日12時19分 コラムニスト : 広田信也
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関連タグ:広田信也

高齢化が一層進む昨今、終活の内容が少しずつ変化しているように思います。かつて、葬儀やお墓、財産分与や遺言などを備えることが中心でしたが、終活を通して、長い老後をいかに幸せに生き抜くかを考え、模索することが多くなったように思います。

「幸せ」の求め方はそれぞれですから、終活の内容も多岐にわたります。ただ、どのような終活であっても、からだの弱さが募る中ですから、深く実感できる「幸せ」であってこそ価値があるのでしょう。弱さの極みである「死」をも乗り越え、人生の「幸せ」を満喫できる老後であってほしいものです。

御霊の初穂をいただいているが…

御霊の初穂をいただいている私たち自身も、子にしていただくこと、すなわち、私たちのからだが贖(あがな)われることを待ち望みながら、心の中でうめいています。(ローマ人への手紙8章23節)

私たちがこの世に生きている限り、からだの弱さを通し、さまざまな労苦が与えられます。人の心は永遠の世界を求めるものですが、からだの弱さが大きな妨げになっています。弱さは日々増し加わり、やがてその極限の死を迎えなければなりません。

イエス・キリストは、永遠の世界に生きておられる神様の独り子ですが、私たちと同じ弱さを持つ人間としてこの世に来られました。彼は、私たちの負うべき罪や重荷を担って十字架にかかり、ご自身の死を通してこれらすべてを処分してくださいました。

彼は死んで墓に葬られましたが、3日目によみがえり、弱さの極限である死に勝利されました。よみがえった彼のからだは、もはや朽ちることのない栄光のからだに変えられていました。これらのことは、聖書の中に示されています。

私たちと共におられる御霊(聖霊)は、イエス・キリストを信じる者に与えられる永遠のいのちの保証です。私たちのからだは死を迎えますが、やがてイエスと同じようによみがえり、新しい栄光のからだが与えられると約束されているのです。

しかし、それは聖書に「御霊の初穂」と示されるように、将来に与えられる大収穫(救いの完成)の約束なのです。初穂の確かさは、将来の大収穫の確かさを示しますが、今は天国の前味であって、救いの完成の時期ではありません。

ですから、私たちはこの世に生きている限り、からだが贖われることを待ち望み、うめいていると聖書は告げているのです。

再臨を待ち望む信仰が終活を支える

私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。(ピリピ人への手紙3章20、21節)

やがて、イエス・キリストは再臨されます。その時、先に召された多くの人々が栄光のからだを得てよみがえり、次に、この世に生きる信者たちは、死を味わうことなく天に上げられ、栄光のからだを得てイエス・キリストに会うことになります。その時こそ、「御霊の初穂」によって約束された大収穫(救いの完成)を味わうときになるのです。

私たちは、この「御霊の初穂」に励まされ、約束された救いの完成を、信仰を持って待ち望みたいものです。そして、弱さの極みである「死」をも乗り越える終活を通し、「幸せ」に満ちた長い老後を過ごしたいと思います。

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◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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