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恵みを共に受け継ぐ者 安食弘幸(62)

2017年2月5日20時09分 コラムニスト : 安食弘幸
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関連タグ:安食弘幸

「夫たちよ。妻が女性であって、自分よりも弱い器だということをわきまえて妻とともに生活し、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい」(Ⅰペテロ3:7)

「プロポーズ、あの日にもどって、ことわりたい」

こんな川柳が笑えないほど、今日、多くの夫婦関係が病んでいます。

聖書は「(配偶者は)神からの命の恵みを共に受け継ぐ者」だと教えています。ですから、幸せな結婚生活とは、共に神の恵みを受けながら歩む生活です。そのために、次の5つのことを心に留める必要があります。

1. 祈る

私たちがまず祈るべきは、世界が変わったり、他人が変わることではありません。自分が変わるように祈るべきです。夫婦喧嘩(げんか)をしたとき、自分中心に「妻がいかに間違っていたかを悟り、反省するようにしてください」と祈るのではなく、「神様、すぐに怒ってしまう私の弱い心や、忍耐力のなさを赦(ゆる)してください。そして、これからは妻に優しくできるように変えてください」と祈るべきです。このようにして自分が変われば、相手も変わってきます。

2. 謙虚になる

聖書は「なぜあなたは相手の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁(はり)には気が付かないのですか。相手に向かって『あなたの目のちりを取らせてください』などと、どうして言うのですか。見なさい、自分の目には梁があるではありませんか」と警告しています。

私たちは、自分は相手よりも愛情が深く、寛容で、思いやりがあり、責任感が強いと錯覚しているので、相手の失敗や弱さを我慢できなくて責めてしまうのです。しかし、謙虚になって自分の姿を見つめるならば、自分も同じような失敗や弱さの中にあることにすぐに気が付くはずです。

3. 怒りの処理

何年も一緒にいる夫婦なら、どの言葉を言えば相手は怒り出すか予測が立ちます。夫婦喧嘩にはだいたい1つのパターンがあるはずです。こう言えば、ああ言う、ああ言えば、怒り出す。そうであれば、その言葉を発しないようにすべきです。それなのに、何十年も同じようにしている夫婦は意外と多いのです。

4. 赦す

クリスチャンの米国の精神科医ジェラルド・ジャンポルスキー博士は、「人生の目的は『愛すること』『赦すこと』だと理解すれば、私たちの人生はより深い意味を体験し始めることになります」と言います。

私たちが相手を無条件で赦すのは、主イエスが、敵が赦しを求めて来る前に相手を先に赦された、その姿に倣う者だからです。

これが私たちの平安の道であり、神の恵みを受け継ぐ秘訣です。素晴らしい結婚生活を送りたいのなら、まず相手を赦し、受け入れるのです。惨めな結婚生活を望むなら、相手を赦さないことです。

赦すか赦さないかは、各自の自由意思をもって決められることです。結婚生活は、赦し合うことの素晴らしさを体験する場でもあるのです。

5. 苦難を成長の糧とする

どんな夫婦も、子どものこと、病気、事業の失敗、両親の問題、経済的な問題などの苦難に直面します。しかし、これを2人で乗り越えたときには、さらに夫婦の強い絆が築き上げられます。夫婦は弱い人間のペアであり、未熟な混合ダブルスです。ですから、助け合うことが必要なのです。家庭に苦難が訪れたとき、夫婦は力を合わせて立ち向かうのです。その時、夫婦の絆は強くされていくのです。

苦難は、夫婦が人間としても成長する大きなチャンスなのです。

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◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

峰町キリスト教会牧師。1951年、島根県出雲市に生まれる。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球、関西六大学リーグのスラッガーとして活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒(哲学博士)。JTJ宣教神学校講師、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設などで講演活動を行っている。著書に『キリストを宣べ伝える―コリント人への手紙第二』『心の井戸を深く掘れ』『道徳力―モーセの十戒に学ぶ―』『ルツの選択、エステルの決断』など多数。

■ 峰町キリスト教会ホームページ
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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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