Skip to main content
2025年5月12日10時02分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ロンドンが真っ赤な「血の色」に、迫害の犠牲者覚え 教会やモスクも

2016年11月26日23時26分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:イギリスエイド・トゥ・ザ・チャーチ・イン・ニード(ACN)英国国教会カトリック教会イスラム教ユダヤ教異宗教間交流
ロンドンが真っ赤な「血の色」に、迫害の犠牲者覚え 教会やモスクも+
赤くライトアップされるウェストミンスター宮殿(英国会議事堂)。信仰の故に迫害されている世界中の人々への連帯を示し、この日はロンドン市内のさまざまなランドマークが赤く染まった。

ウェストミンスター宮殿(英国会議事堂)やロンドンアイ(ロンドンにある大型観覧車)、その他の主要なランドマークが水曜日の23日夜、世界中で信仰の故に迫害されている数百万人の人々のために、「血の色」の照明をともした。

歴史を感じさせるウェストミンスター宮殿をはじめ、英国国教会のウェストミンスター寺院やカトリック教会のウェストミンスター大聖堂、聖ジョージ・コプト正教大聖堂の他、ロンドン中の多くの教会やモスク、シナゴーグ、ランドマークなどがこの日、赤く染められた。

この「赤い水曜日」キャンペーンは、カトリックの慈善団体「エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード(困窮している教会への支援)」(ACN)によって組織されたもので、キリスト教の指導者だけではなく、イスラム教やユダヤ教の指導者らも賛同し、世界中で宗教的自由が奪われていることを訴えた。

米国務省の今年の報告によると、世界人口の76パーセントが、高水準もしくは超高水準で宗教的自由の制限を受けている。

キャンペーンが行われたこの日には、ロンドン名物の2階建てバス「ダブルデッカー」が、北ロンドンにあるイマム・コエイ・イスラム・センターやリベラル・ジューイッシュ・シナゴーグ(LJS)、セントポール大聖堂を巡り、終点の国会議事堂広場に向かうというコースも設けられた。

ロンドンが真っ赤な「血の色」に、迫害の犠牲者覚え 教会やモスクも
英国国教会のカンタベリー大主教公邸であるランベス宮殿も「赤い水曜日」キャンペーンに参加し、赤くライトアップされた。(写真:同宮殿のツイッターより)

赤いライトで染まったウェストミンスター寺院の西側では、シリア正教会の最高指導者であるアンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世が、この光景を見て「殉教が今も起きており、今後も続くことを想起させられた」と述べた。

「キリスト教徒や他宗教の信者が世界中で迫害されていますが、政治家や政府はほとんど関心を示していません」と、総主教は英国クリスチャントゥデイに語った。

総主教は、「宗教の名において他宗教の信者に暴力を振るっている人たちが正義による裁きを受け、暴力が繰り返されないよう歯止めを掛けることが重要です」と述べた。

カトリック信者であり、リバプール選出の英上院議員であるデイビッド・アルトン卿は、ウェストミンスター宮殿を赤く照らすキャンペーンを支援した。アルトン卿はこの日、キャンペーンの終わりに際し、支援は「格別なもの」だったと述べた。

アルトン卿は英国クリスチャントゥデイに、「信仰の故に、数百万の人々が苦しんでいます。世界人権宣言の宗教の自由に関する第18条は、日々破られています」と語った。

ロンドンが真っ赤な「血の色」に、迫害の犠牲者覚え 教会やモスクも
英国のコプト正教会トップであるアンジェロス主教もこのキャンペーンに参加した。(写真:英国コプト正教会のツイッターより)

「強制収容所に入れられている北朝鮮のキリスト教徒についても、パキスタンのアハマディア派イスラム教徒や、イランのバハーイー教徒も、ミャンマーのロヒンギャのイスラム教徒、あるいはサウジアラビアの無神論者についても、皆破られています。人々は残虐で恐ろしいやり方によって迫害されています」

LJSを出たところでは、ACNの広報担当者であるジョン・ポンティフェックス氏が、キリスト教徒やイスラム教徒、ユダヤ教徒それぞれが団結することが重要だと英国クリスチャントゥデイに語った。

ロンドンが真っ赤な「血の色」に、迫害の犠牲者覚え 教会やモスクも
「赤い水曜日」キャンペーンのバスツアーの一環として、北ロンドンのイマム・コエイ・イスラム・センター前で会ったキリスト教とイスラム教の指導者ら

「団結したからといって、私たちがアイデンティティーを失うことはありません。実際は、アイデンティティーを構築することになるのです。なぜなら、互いに多くのことを学び合うことができ、互いにアイデンティティーを共有することになるからです」「これはある意味で、それぞれがルーツに立ち返ることを意味します」と、ポンティフェックス氏は述べた。

また、この日の意味は「暴力はもうたくさんだ」と宣言することにあると説明し、「宗教の名によってこれ以上暴力が行われてはなりません。協力してこの暴力を食い止める必要があります」とポンティフェックス氏。「赤い水曜日に込められた思いは、血を流してまでも信仰のために犠牲を払った全ての人々に光を当てることにあるのです」と述べた。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イギリスエイド・トゥ・ザ・チャーチ・イン・ニード(ACN)英国国教会カトリック教会イスラム教ユダヤ教異宗教間交流
  • ツイート

関連記事

  • ロンドンでイスラム教徒が教会の礼拝に出席 仏神父殺害事件受け連帯示す

  • キリスト・ユダヤ・イスラム教徒が「共存巡礼」デモ 英ロンドン

  • オープン・ドアーズ「世界の教会は自己中心的、迫害されている兄弟姉妹に助けの手を」

  • 「フセイン統治下以上に厳しい」 迫害で激減するイラクのキリスト教人口

  • EUが宗教・信仰の自由に関する報告書を発表、キリスト教徒へ対する世界規模の迫害示す

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 貧困国の少女たちにドレスを贈り続け400万着 神の愛を届ける宣教の手段にも

  • ワールドミッションレポート(5月11日):フィリピン 実を結ぶ価値観教育ミニストリー

  • 自分を愛する生き方 菅野直基

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • ワールドミッションレポート(5月10日):ブータンの福音化のために祈ろう

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 保育の再発見(30)もはやロマンで保育は語れない時代に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

編集部のおすすめ

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.