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独立から5年 暴力の終結を呼び掛ける南スーダンの教会

2016年7月12日16時57分 記者 : 行本尚史
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関連タグ:南スーダン南スーダン教会協議会クリスチャンエイド
独立から5年 暴力の終結を呼び掛ける南スーダンの教会+
南スーダンの首都ジュバ(写真:Aguek)

英クリスチャントゥデイは11日、「何百人もの人々が新たな衝突で死亡し、アフリカの南スーダンはまたしても血まみれの内戦に直面しかねない」という見出しの記事をトップページに掲載。国連安全保障理事会が戦闘勢力に対し、何百人もの人々を死亡させた何日にもわたる暴力を直ちにやめるよう警告してから翌日の11日、同国の首都ジュバで激しい戦闘が再び勃発したなどと報じた。

その後、米CNNは同日、同国のサルバ・キール・マヤルディ大統領が自らの兵士と自らの宿敵であるリエク・マシャール元副大統領に忠実な勢力との間の戦闘を直ちにやめるよう要求し、休戦を命じたと報じた。

それらに先立って、同国の教会指導者たちは、経済危機や深刻な食糧不足、そして続く戦闘を背景に、9日に独立5周年を迎えた同国における暴力をやめるよう訴えていた。英国のキリスト教国際援助団体「クリスチャン・エイド」が8日、記者発表した。

平和を求めるこの叫び声は、同団体の協力団体である南スーダン教会協議会から来ていると、クリスチャン・エイドは説明した。この発表より2週間前に同国北西部にあるワーウという都市で、一般人に対する致命的な襲撃が起きたのに対して出されたという。

この襲撃は、和平協定があるにもかかわらず起きた。7日夜、銃撃の音が首都ジュバ全体で聞こえ、緊張が高まる恐れを示していたと、クリスチャン・エイドは述べた。

この暴力は9日の5周年記念に暗い影を落とした。経済危機によってこの催しの費用が出せなくなった南スーダンの内閣は、独立記念日の式典を初めて中止にした。代わりに、この節目は黙祷と大統領の声明をもって行われることになった。

この事態に対して、南スーダン教会協議会は、「私たちは自国における暴力の終結、それもとりわけワーウとその周辺地域における流血の終結を求めて叫びます」と述べた。「その勃発以来、私たちはとても不安になっており、最近の不寛容な戦闘がもたらした苦しみが気になっています。多くの罪のない人々が自宅から追われています」

「平和をつくる者として、私たちは皆、自国で最大の都市のうちの1つを足かせにしている死傷や飢え、恐怖に憤っています。しかし、私たちはまた、この国の他の多くの地域が暴力行為によって悪影響を受け、それによって罪のない命が失われ、経済の足かせや恐怖という結果をもたらしていることも知っています」

2015年8月に和平協定が結ばれた後、やや遅れて過渡的な政府が2016年4月に設置され、選挙が30日間計画された。しかしながら、情勢は不安定なままで、対立が続いていると、クリスチャン・エイドは伝えていた。

「南スーダンの教会は歴史的に見て同国における平和構築に決定的に重要な役割を担ってきた。つまり、彼らは平和を提唱する積極的な役割を担い続けており、中立的な公開討論会を主催し、和解のための活動をしてきた」と、同団体は述べた。

独立から5年 暴力の終結を呼び掛ける南スーダンの教会
南スーダン北西部の都市、ワーウにある小屋(写真:Bertramz、2008年撮影)

南スーダン教会協議会は「信頼関係が何度も何度も壊されてきた。いつになったら平和になるのか? いつになったら私たちの国民は再び自由になって笑い、信頼するようになるのか? いつまで私たちは泣いていなければいけないのか? いつまで私たちは嘆き悲しんでいなければならないのか? どれだけ多くの苦しみを私たちの国民が受けなければならないのか?」と述べた。

ワーウで殺された人たちの中には、クリスチャン・エイドの協力団体「救援と開発のための希望の力」で国の教育顧問を務めるポール・アキレ氏がいた。クリスチャン・エイドは、南スーダンの社会が直面している苦しみの程度の大きさに深い憂慮を示し続けている。

クリスチャン・エイドの南スーダン国マネージャーであるジョリー・ケミガボ氏は、「5周年記念は希望をもたらすものであるべきなのに、人口の半分以上―610万人―が人道支援を必要としているときに、お祝いなんてすることなどほとんどありません。独立記念日の行事の中止は、この危機によって経済がどれだけぼろぼろになったままなのかを浮き彫りにしています」

「私たちは教会指導者たちの嘆願にこだまして、全ての関係者が持続可能な平和と正義、そして一致のために働き続けるよう求めます。長い間待たれていた平和に向けた措置はやっと取られるようになったものの、この危機は終わりから程遠いのです」

「情勢は極めて重大です。何万人もの人たちが命を失ってしまい、容赦なき戦いによって230万人の人々がすみかから逃げることを余儀なくされているのです。中には性的虐待、処刑やその他の人権に対する不当な扱いから逃げてきた人たちもいます」

ケミガボ氏はこう続けた。「この不安定によって収穫が途絶え、暮らしがめちゃめちゃになり、食糧価格が高騰してしまいました。まさに今、南スーダンは大変な飢餓に直面しています。つまり、580万人が次の食事を見つけようと苦闘しており、食糧の供給が緊急に必要です。一方、通貨の価値が2015年12月から約90パーセントも下がってしまい、その一方でインフレ率が2016年6月に295パーセントと、全世界で最も高くなりました」

「このただ中で、クリスチャン・エイドの協力団体は根気強く活動を続けています。しかし、この暴力が終わる兆しがなければ、私たちは対応するのにもっと多くの資金が必要です」

南スーダンの紛争は、サルバ・キール・マヤルディ大統領とリエク・マシャール元副大統領の政治闘争がたちまち民族の系列で拡大し、全国に広がったのを受けて、2013年12月に勃発した。クリスチャン・エイドは南スーダンのための緊急アピールを行っている。詳しくはこちら。

関連タグ:南スーダン南スーダン教会協議会クリスチャンエイド
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