北海道小樽市の建設会社「広建設」の菅原忠広社長(56)と、従業員の相川弘美(56)さんが27日、広建設の従業員である佐藤勝利さん(50)=いずれも小樽市=の遺体を、菅原社長の自宅の車庫に遺棄したとして、死体遺棄容疑で逮捕された。北海道新聞などが伝えた。
同紙によると、外部からの通報を受け、北海道警小樽署が26日、菅原容疑者宅を捜索。車庫内でブルーシートと毛布に包まれた佐藤さんの遺体を見つけた。遺体は死後2〜3週間たっており、司法解剖の結果、死因は頭や体を殴られたことによる外傷性ショッックだという。
菅原、相川両容疑者は、佐藤さんの死体を遺棄した容疑を認めており、NHKによると、佐藤さんに暴行を加えたことをほのめかす供述もしているという。
小樽署は、殺人容疑での立件も視野に事件の詳しい経緯を調べている。