【CJC=東京】バチカン放送によると、教皇フランシスコが77歳の誕生日を迎えた17日、ホームレスの男性4人をミサと朝食会に招待した。また同放送は、教皇の誕生日を祝って、アルゼンチン出身の教皇が好んでいる同国の歌手、カルロス・ガルデルのタンゴの曲を放送した。
朝食会が開かれたのは、教皇が3月に就任して以来、滞在しているバチカン(ローマ教皇庁)内の宿泊施設「サンタ・マルタ館」。雰囲気は「とても和やかだった」という。
招かれたホームレスは、サンピエトロ広場周辺で寝泊まりしている数十人のうちの4人。バチカンは、教皇がホームレスの男性と話している写真を公開した。
朝食会には教皇庁の職員やその家族らも出席。病気療養から復帰、活動を始めたピエトロ・パロリン国務長官も出席し、教皇に誕生日のお祝いを伝えた。