大韓キリスト教長老会合同宣教委員会は、宣教師協議会と共催で去る2月23−27日、富士箱根ランドで世界28カ国に派遣されている宣教師と後援教会及び宣教関係者130人余りが集まり、「起きよ、宣教の光を放て(イザヤ書60:1)」の主題で「第1回世界宣教大会」を開催した。大会では宣教師たちの支部別宣教報告があり、各分科会では多様な主題の宣教セミナーと宣教師たちの霊的再武装のための集いが行われた。
開会礼拝の司会は宣教師協議会会長キム・ホイル宣教師(日本)、祈祷はホン・グン宣教師(フィリピン)、説教を取り次いだのは総会長ジョク・ワンドン牧師。同牧師は、マタイによる福音書14:22−33の本文を中心に“沈みかけたので”という題目のお話を通じて、この大会が宣教への熱情回復、愛の回復、霊的回復のきっかけになることを願うと伝えた。閉会礼拝では宣教師協議会ソン・サンチュン議長の司会、クェン・ヨンセ宣教師(ロシア)の祈祷、同アン・ヨンウン副議長の説教順に進行された。
この大会には、作家としても著名な東京ホライズンチャペルの平野耕一牧師が講師の一人として参加した。セミナーでは、米国ニュージャージー初代教会ジョ・ヨンジン牧師が、現在の米国東部で新しく成長する教会として「移民社会でどのように教会が根付いて成功できるのか」を主題に講義した。医師でもあるソン・セフン博士(カナダ)は「宣教師と健康管理」について、大学教授のジャン・ガンスク牧師は「宣教師と家庭」について、世界韓国人宣教社会事務総長ジョ・ヨンジュン宣教師は世界宣教動向に関して講義した。
大会実行委のジャン・ボンギ委員長(牧師)は「この機会を通じて宣教師たちの心身の疲労が新しい力を注がれ、後援の諸教会に多く関心と宣教の熱情が回復される契機となれればと願っている」とコメントした。
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