【CJC=東京】16日間の日程でインド訪問を始めた英国国教会の霊的最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ウイリアムズ氏は10月9日、インド北東部コルカタに到着した。念願だったマザー・テレサの墓を訪ねてから、マザーが創設した『神の愛の宣教者会』を訪問、会員たちに挨拶、『マザーの家』や隣接したシシュババン孤児院を訪問した。
翌10日、大主教は聖パウロ大聖堂で行なわれた国連『ミレニアム開発目標』(MDGs)のための祈祷日ミサで説教した。大主教はキリスト者が貧困撤廃目標を単に政府の関心事と見るのでなく、自らの共同体内部で推進すべきものだ、と語った。
その後、大主教は北インド教会が運営するエイズ患者のためのホスピス、看護学校を訪問した。
大主教は14日、中部ナグプールで北インド教会40周年記念式典に列席した。同教会は英国国教会、バプテスト、ブレスレン、会衆派、デサイプル、メソジスト、長老派の連合体。