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神様は忘れていない 菅野直基

2024年6月21日20時56分 コラムニスト : 菅野直基
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思い起こせば、祈ったことで応えられていないことが幾つかあります。しかし、その祈りが応えられたとしたら、私の持ち時間の多くがそこに取られていたと思います。神様は、私が祈ったことを全てかなえてくださるのではありません。

神様が、あえて祈りに応えてくださらなかったことに対しては、負け惜しみなしに「それで良かった!」と心から思えます。しかし、祈ってから少し時間差があって、立て続けに応えられたことがありました。「神様は私のことを忘れておられなかった」と本当にうれしくなりました。

祈りを通して神様は、神ご自身を信頼すること、待つこと、委ねること、神が私を忘れておられないこと、神が生きておられることを教えてくださいました。私が牧師として人間的に頼れるものを持っていたとしたら、どうだったでしょう。権力、お金、人脈やコネクション、能力など。きっと、それらに頼って、神に祈らない領域を持ったに違いありません。

神様は私に信仰プラスアルファを持たせないで、全てが神様だけに頼れるようにしてくださいました。神様は私が「神様だけが必要の全てです」と語れるように、私から頼れるものを全て取り去られました。しかし、神様だけを頼れるように導かれるとともに、必要の全てを与えてくださいました。

本当に良かった。私は誰よりも祝福されていると心から思います。最後に、私が好きな詩を記します。

*

「苦難にある者たちの告白―ある患者の詩―」

大事を成そうとして
力を与えてほしいと神に求めたのに
慎み深く、従順であるようにと
弱さを授かった…

より偉大なことができるように
健康を求めたのに
より良きことができるようにと
病弱を与えられた…

幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった…

世の人々の称賛を得ようとして
権力を求めたのに
神の前にひざまずくようにと
弱さを授かった…

人生を享楽しようと
あらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるように
命を授かった…

求めたものは一つとして
与えられなかったが――
願いは全て聞き届けられた

神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りは
全てかなえられた

私はあらゆる人の中で
最も豊かに祝福されたのだ!

(作者不明)

*

(原文)

A CREED FOR THOSE WHO HAVE SUFFERED

I asked God for strength, that I might achieve
I was made weak, that I might learn humbly to obey…

I asked for health, that I might do greater things
I was given infirmity, that I might do better things…

I asked for riches, that I might be happy
I was given poverty, that I might be wise…

I asked for power, that I might have the praise of men
I was given weakness, that I might feel the need of God…

I asked for all things, that I might enjoy life
I was given life, that I might enjoy all things…

I got nothing that I asked for -- but everything I had hoped for

Almost despite myself, my unspoken prayers were answered.
I am among all men, most richly blessed!

AUTHOR UNKNOWN

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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