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祈りの力の実証 穂森幸一

2023年2月9日11時24分 コラムニスト : 穂森幸一
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信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。(ヘブル11:1)

わずかな隙間につまずいて、こけてしまったことがあります。その時、年齢による脚力の衰えだろうか、それとも目が悪くなったのだろうかと悩みました。足の筋力を回復すれば良くなるかもと思い、運動しようと試みたりもしました。

人間は右足と左足を交互に動かすことで前進できるのですが、いちいち考えなくても無意識のうちに体が動いてくれます。前進したいという意思を持つだけで歩み出すことができます。

一方で、段差があるから少し足を上げるという行動は、脳の指令によります。ところが、年を経るとこの脳の指令がほんのわずか遅れるのではないかと私は思います。

この遅れのせいで転倒してしまうのではないか。だから体が行動しようとするときに、一瞬ブレーキをかけることができたら、転倒しなくなるのではないかと考えました。

そのブレーキに値するのが、祈りではないかと思います。カトリックの修道士は、ちょっとした瞬間に十字を切ります。また、ある神父さんは、車の運転席に座ったら、発車する前に十字を切ることで事故が防げると言っていました。

足を踏み出す前に「主よ」とつぶやくことが、一瞬のズレを正すことになるのではないかと思うのは、私の独り善がりでしょうか。

これはモーニングセミナーの時に聞いた、ある建設会社の社長さんのお話です。その方は、父親の後を継いで社長になりました。結婚したとき、もし自分に息子が生まれて成長したら、息子とキャッボールするのが楽しみだなあと夢を描いたそうです。

ところが、最初に生まれたのは女の子でした。女の子はかわいいし、それもありだなあと思ったそうです。2番目が生まれるときは、今度こそ男の子だと期待したそうです。病院から無事生まれたという知らせを受けて駆けつけてみると、今度も女の子でした。がっかりしてしまい、奥さんから抱っこを勧められても、断って帰ってしまったそうです。

その2番目の子は、成長しても父親には全然懐きません。思春期が近づいてくると、父親への反抗がひどかったそうです。家庭内はいつも暗い雰囲気でした。

そのことを尊敬する先輩に相談したら、子どもに謝りなさいと勧められたそうです。ただし、直接謝るのではなく、時間を決めて、その子どものことを思い浮かべ、心の中で謝りなさいと勧められたそうです。

さっそく実行し、生まれたときにがっかりした態度をとったこと、抱っこしなかったことなどを詫びたそうです。1カ月くらいたった頃、休日にリビングで新聞を読んでいると、突然、中学生の二女が父親の膝に腰かけてきました。そして、キャッチボールをやろうと提案してきたのです。

庭でキャッチボールをしてから普通に会話ができるようになり、懐いてくれるようになったそうです。

誰かのことを思うときに、脳から信号が発信され、相手の思いに届くなど空想の世界だと思われてきました。しかし科学の世界では、それが実証されようとしています。ましてや祈りにおいては、もっと力強いことが起こるのではないでしょうか。

最近、量子力学が注目されています。私も量子力学と人間の関係について、研究者の話を聞く機会を持ったことがあります。物質の最小体は素粒子ですが、素粒子の動きは人の思いに左右されるという実験結果があるそうです。

怒っている人がいると負の波動が発信され、部屋の雰囲気が暗くなります。ところが感謝に満ちている人からはプラスの波動が出てきて、周りの人を和やかにしてくれます。

私たちの心の願いや思いが他の人に届くことは、素粒子の働きを見ることで証明できるといわれます。私たちの意識を宇宙の中心に向けることによって、物事を変化させることができるというのです。宇宙の中心の働きをゼロポイントフィールドとか、サムシンググレートと表現しますが、アインシュタインは、はっきりと神と断言しています。

これは有名なエピソードですが、米国のある大学病院で似たような症状の患者を30人選んだそうです。そして、そのうちの15人は名前をピックアップして、全く関係のない第三者に祈りを依頼したそうです。残りの15人は今まで通り、特に何もしなかったそうです。

数週間後に症状を比較したところ、祈らなかった15人の症状にあまり変化はなかったのですが、祈ってもらった15人は、全員の症状が改善していたというのですから驚きです。

宇宙の中心にいて全てを支配しておられる神に意識を集中して祈るときに、変化が起こらないはずはありません。やがて科学がさらに進歩すると、祈りの力を実証できるようになることは間違いのない事実です。

1人で祈るだけでも大きな変化を生み出しますが、2人または3人が心を合わせて祈ったら、素晴らしい結果を生み出すと主イエスは示唆しておられます。

まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。(マタイ18:19、20)

私たちが行動を起こすのに、叫び声を上げる必要はありません。お金をかける必要もありません。意識を神に集中して祈るだけでいいのです。

2人、3人、さらに人数を増やして祈ることも効果的です。決まった時間に世界中で一斉に祈るなら、連続24時間祈ることになるのです。心を合わせて祈ることで地球を揺り動かすほどの波動となり、必ず平和を実現できます。

ですから、あなたがたは、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。・・・義人の祈りは働くと、大きな力があります。(ヤコブ5:16)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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