こうしてソロモンは、・・・すべてのことをみごとに実現した。すると、主が夜ソロモンに現れ、彼に仰せられた。「わたしはあなたの祈りを聞いた。また、わたしのために、この所をいけにえをささげる宮として選んだ。もし、わたしが・・・民に対して疫病を送った場合、・・・わたしの民がみずからへりくだり、祈りをささげ、・・・その悪い道から立ち返るなら、わたしが親しく天から聞いて、彼らの罪を赦し、彼らの地をいやそう。・・・わたしは、・・・この宮を選んで聖別した。わたしの目とわたしの心は、いつもそこにある。(2歴代誌7:11~16)
世の中は、新型コロナウイルス感染症の影響で、不安が尽きない状況です。今、私たちは、第二次世界大戦以降最大級の問題に向き合っているといわれています。逆境やピンチの時こそ、イエス様に根差した信仰を働かせましょう。クリスチャンとしてどう向き合うか、心の帯を締め直してまいりましょう。
今日読んだ箇所には、イスラエル民族の悲願であった神殿の建築をソロモンが実現させたという素晴らしい出来事の後で、神様がソロモンに語られた厳しい御言葉が記されています。ここから、現在のコロナショックの渦中にいる私たちが学ぶことは何でしょう。
1. 神様からの警告を受け止める
いろいろなことがある人生の歩みの中で、好調な時であっても調子に乗り過ぎて神様から目を離したりせず、常に信仰に目覚めて神様からの警告を受け取り、心を落ち着けたいと思います。
2. 神様とのつながりを大切にする
ただ家に閉じこもって、ゴロゴロしてテレビを見たりするばかりではなく、神様の前に信仰の軸を確かなものとし、神様を礼拝する場、祈る場にきちんと着きたいと思います。普段以上に祈り、聖書を読み、神様とのつながりを求める者になりましょう。
3. 自らへりくだる者になる
主の御前にへりくだることは、クリスチャンの基本姿勢であり、原点です。神の御子であるイエス様が、罪深い私たちのために命まで捨てられました。こんな私を赦してくださいと、へりくだる者でありたいと思います。へりくだった素直な心ほど、神様に喜ばれるものはありません。
4. 主の恵みを見上げて感謝する
主は、必ず災いから私たちを守り、この地を癒やし、祝福をお与えくださいます。神様からの恵みをしっかり受け止め、感謝しましょう。
私たちの罪のために、イエス様はどれほど苦しまれたことでしょうか。このことを私たちは忘れず、どんな試練困難の中にあっても主の御前にへりくだる者となりましょう。
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