悲しみの中で慰めを求める祈り
天の父よ。今日、重い心を携えて御前に近づきます。悲しみが私の心を覆いかぶさっています。濃い霧に包まれて晴れそうにありません。ダビデのように、「昼も夜も 私の涙が 私の食べ物でした」(詩篇42:3)という気持ちです。
この悲しみがいつまで続くのか分かりませんが、どうかあなたの愛と恵みを私に示してくださいますように。あなたが私の心の中でしたいと願っておられることから私が逃げるようなことのないように助けてください。どうか、あなたが導いておられることを信頼できるように、そして、あなたのいつくしみの中で平安を得られますように助けてください。ダビデが「あなたの恵みを 私は楽しみ喜びます。あなたは私の悩みをご覧になり 私のたましいの苦しみをご存じです」(詩篇31:7)と語った言葉に私の心を重ねます。
父よ。どうか福音の喜びを与えてください。悲しみの中にあってもキリストにある喜びを持つことができますように。あなただけが備えることのできる平安と慰めで私を取り囲んでください。月日の流れとともに、この重荷が軽くなっていきますように。そしていつの日か、私と同じような道を歩まざるを得ない人がいれば、どうかそのような人を励まし祝福するためにこの私を用いてください。あらゆる慰めの神であられるあなたを、その方々に指し示すことができるように助けてください。
あなたが常に私と共におられて、あなたの愛が決して無くなることがないことを知っております。どうか、他のどこでもないあなたの中に逃れの場所を見いだすことができますように。
主イエスの御名によって祈ります。アーメン。
―クリスティーナ・フォックス
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