Skip to main content
2026年6月25日12時01分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(44)牧師とつながる喜び 広田信也

2018年4月19日11時52分 コラムニスト : 広田信也
  • ツイート
印刷
関連タグ:広田信也ブレス・ユア・ホーム

どんな人生にも、つらい時、悲しい時が必ずやってくる。そんな逆境の時に、傍らに寄り添ってくれる人の存在は貴重である。信仰を持つと神様が寄り添ってくださるのは確かだが、寂しさを分かち合える人が傍らにいないのはつらいことである。

かつての日本では、家族の人数が多かったこともあり、それぞれが役割を担い、寄り添い合っていたように思う。しかし、現代社会では、核家族化が進み、さまざまな便利な道具に満ち溢れているが、肝心の寄り添ってくれる人が少なくなってしまった。

少ない家族の中で、大切な人が亡くなるときは、つらさが身に染みる。生前に立派な功績を残し、葬儀式に大勢の人が駆け付けるような人であっても、葬儀式後しばらくすると、潮が引くように、寄り添う人がいなくなってしまう。

仏教式の葬儀の場合、葬儀式の後、法要の習慣があって、僧侶が定期的に訪ねてきて、仏壇の前で読経を唱えてくれる。法要を義務と考えると窮屈になるが、遺族のことを気遣って訪問してくれる人がいるのは有り難いものだ。

仏教式葬儀が日本に定着したのは、江戸時代の檀家制度に起因する。檀家制度とは、欧米の植民地政策の脅威に対し、キリスト教を弾圧する必要に迫られて江戸幕府がとった宗教統制政策である。

現代の日本においては、前述のような檀家制度の存続理由はなく、信教の自由は保障されている。それでも日本人の多くが、仏教式葬儀をずっと選び続けている理由は、葬儀後における法要の習慣が、家族親族の絆を確かめる場となり、遺族が慰めを受けてきたからだろう。

一方、キリスト様式葬儀を挙げた後はどうだろう。残念ながら、仏教の法要のように、牧師が定期的に遺族を訪問する習慣は存在しない。もちろん、牧師がそのことに無関心ではないと思うが、習慣もなく、依頼もされないのに訪問を繰り返すのは難しいのが実情である。

今のところ、葬儀式の後、遺族にどのように寄り添うかは、葬儀式を司式された牧師に委ねられている。さまざまな手法があると思うが、牧師によっては丁寧な対応をしてくださる。

先日、一人の牧師がうれしい知らせを届けてくれた。その牧師には、度々葬儀の司式をお願いしていたが、先日のイースター礼拝に、5人の遺族が教会に集ってくださり、それぞれが故人を偲ぶ言葉を語ってくださったようである。

これらの5人は、いずれも所属教会がなく、霊的な側面を支える牧師がいない方々だった。ご家族の葬儀の際には、ネット検索で当社を見つけてくださり、葬儀を通して牧師と知り合ったのである。

大切な家族を失ったつらい時期に牧師から慰めを受け、信頼してくださったに違いない。牧師の牧会する地域教会に足を運び、面識のない教会の方々を前に、故人を紹介し、葬儀を通して得た慰めを共有してくださったのである。

遺族にとっては、牧師を通してキリストの体である教会につながる体験をされたことだろう。また教会に所属する方々にとっても、遺族の話を聞いて、神様の御業に感謝し、神様を褒め称える時になったと伺った。

それぞれの家族が教会生活を送るようになるには時間がかかることだろう。しかし、大切な人が召されるつらい時期に寄り添ってくれた牧師との絆は簡単に失われることはない。

絆は、牧師とだけつながっているわけではなく、教会との絆であり、主との絆であることを信じたい。その絆がやがて家族親族に広がっていくことを祈り続けていくことは大切なことである。

日本には、教会に集っていない信仰者が数多くいる。さらに、幼いころに教会学校に通った人やミッションスクールなどを通して聖書の言葉に触れた人が大勢いる。彼らが人生のつらい時、悲しい時に、牧師や志のある信徒につながることには、大きな意味がある。

主は、寄り添う牧師(信者)を通し、多くの日本人をキリストの体である教会に招いてくださるに違いない。主に信頼して一人の人に寄り添うことが、日本人全体を救うことになると信じていきたい。

<<前回へ     次回へ>>

◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:広田信也ブレス・ユア・ホーム
  • ツイート

関連記事

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(43)高齢者に寄り添う地道な働き 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(42)「終活」事情の変化 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(41)お話し相手・付き添いサービス 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(40)「天国」を指し示す牧師 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(39)ある宣教師家族に寄り添って 広田信也

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 韓国異端「新天地」の李萬熙総会長を逮捕、信者5万6千人を政党に強制入党させた疑い

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.