【CJC】北朝鮮で拘束され、病気を理由に解放された韓国系カナダ人の林賢洙氏(リム・ヒョンス)牧師(62)が帰国後初めて公の場に姿を現した。
林氏は13日、帰国後初めて地元のトロント郊外ミシサガの教会を訪れ、冬に凍った地面に穴を掘らされたことや、「体重は90キロから2カ月で67キロに減った」などと体験を語った。
北朝鮮は林氏の釈放について「病気のため」としているが、林氏は、健康状態については問題なかったと話した。
北朝鮮は今年6月にも米国人大学生を解放したが、帰国時には意識がなく、その後死亡している。