[問題112]
創世記のヨセフ物語に出てくる6つの夢を記しました。聖書に書かれていないのはどれでしょうか。
A :「聞いてください。わたしはこんな夢を見ました。 畑でわたしたちが束を結わえていると、いきなりわたしの束が起き上がり、まっすぐに立ったのです。すると、兄さんたちの束が周りに集まって来て、わたしの束にひれ伏しました」
B :「わたしはまた夢を見ました。太陽と月と十二の星がわたしにひれ伏しているのです」
C :「わたしが夢を見ていると、一本のぶどうの木が目の前に現れたのです。そのぶどうの木には三本のつるがありました。それがみるみるうちに芽を出したかと思うと、すぐに花が咲き、ふさふさとしたぶどうが熟しました」
D :「わたしも夢を見ていると、編んだ籠が三個わたしの頭の上にありました。いちばん上の籠には、料理役がファラオのために調えたいろいろな料理が入っていましたが、鳥がわたしの頭の上の籠からそれを食べているのです」
E :二年の後、ファラオは夢を見た。ナイル川のほとりに立っていると、突然、つややかな、よく肥えた七頭の雌牛が川から上がって来て、葦辺で草を食べ始めた。すると、その後から、今度は醜い、やせ細った七頭の雌牛が川から上がって来て、岸辺にいる雌牛のそばに立った。
F :ファラオがまた眠ると、再び夢を見た。今度は、太って、よく実った七つの穂が、一本の茎から出てきた。すると、その後から、実が入っていない、東風で干からびた七つの穂が生えてきて、実の入っていない穂が、太って、実の入った七つの穂をのみ込んでしまった。
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正解:B
<解説>
ヨセフを拝んだ星の数は11です。夢は神様からのお告げであり、夢を解ける人は、神から祝福された者と考えられていました。このためヨセフは、エジプトの総理大臣に王から任命されました。