日本のプロテスタント宣教150周年を迎える09年の開催を目指す第6回首都圏キリスト教大会の第1回実行委員会(中島秀一・実行委員長)が25日、東京都内で開かれ、同大会の開催日を09年11月7、8日と決めた。09年は、7月には横浜での150周年記念大会、9月には第5回日本伝道会議(JCE5)と150周年を記念しての大型集会が計画されているが、同実行委は150周年記念の三大イベントの一つとして同大会を位置づけたいとしている。
講師には、150周年記念大会の開催準備を進める「日本プロテスタント宣教150周年記念行事・実行委員会」実行委員長の山北宣久(日本基督教団総会議長)、峯野龍弘(日本福音同盟理事長)、大川従道(大和カルバリーチャペル主任牧師)の3氏を計画している。7日(土)午後に青年大会、同日夕方に一般大会、8日(日)礼拝後の午後に一般大会と、計3つの大会を予定しており、3氏が各大会でメッセージを伝えるかたち。会場は現在、都内数箇所と交渉中だという。
同委総務の姫井雅夫氏(総動員伝道代表)によると、7月の記念大会は「礼拝的」、9月の日本伝道会議は「会議的」であり、11月の首都圏キリスト教大会は「伝道的」というコンセプトで、同大会を150周年記念行事の三大イベントとして位置づけたいとしている。
「首都圏全体を上げて、(日本プロテスタント宣教)150周年を記念する年に、一人でも多くの人々に福音を伝えたい」と姫井氏。「150周年記念のスローガンが『キリストにあって一つ』で、教派・教団を超えて礼拝をするのはもちろんだが、一つになって伝道したい」と語った。
同大会は06年に第5回大会を、大衆伝道者のクリストファー・サン氏らを講師として招き開催。総勢約2700人が参加した。