大阪府松原市の集合住宅の駐輪場で17日夜、「冷たくされた」として、男が交際中の女性を刺す事件があった。警察は、刺された自称看護師の女性(47)の交際相手であった会社員・近藤真一容疑者(52)=同羽曳野市南恵我之荘=を、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。TBSなどが伝えた。
TBSや産経新聞によると、松原市一津屋の府営住宅の駐輪場で17日午後8時10分ごろ、男の声で「人を刺した」と110番通報があった。警察が現場に駆け付けたところ、府営住宅に住む自称看護師の女性が、首や胸などを刺されて倒れていた。近藤容疑者は女性の近くにおり、警察が殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
近藤容疑者は警察の調べに対し、「彼女の態度が最近冷たくなった。話をしに行ったが、また冷たくされ刺した」(TBS)、「別れ話になったら刺そうと思い、包丁を持っていた」(同紙)などと話し、容疑を認めているという。
読売テレビによると、女性は首や胸を複数回刺され、重傷だという。日刊スポーツ紙が警察の話として伝えたところによると、凶器は出刃包丁とみられる。