[ 問題20]
次の記述の中で、誤っているのはどれですか。1つ選択してください。
A :待降節(アドベント)第1主日から主の降誕日(クリスマス)までは、最短で23日である。日数にはアドベント、クリスマスを含む。
B :クリスマスから復活祭(イースター)までは、最長で123日である。日数にはクリスマス、イースターを含む。但し、西方教会(カトリック、プロテスタント)の場合に限る。
C :灰の水曜日からイースターまでは、40日である。日数には灰の水曜日、イースターを含む。
D :イースターから聖霊降臨日(ペンテコステ)までは、50日である。日数にはイースター、ペンテコステを含む。
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正解:C
<解説>
灰の水曜日からイースターまでは47日です。イ-スターから安息日を除いて40日前が灰の水曜日です。
A :12月25日が月曜日の年は、アドベント第4主日が24日ですので、アドベント第1主日から7×3+1+1=23日となります。
B :イースターは「春分の日」の後の、最初の満月の日と定められています。これは4月25日が天文学上の最も遅い日です(2038年が相当)。クリスマスからは7+31+29+31+25=123日です。東方教会(ロシア正教他)では、グレゴリオ暦で計算をして5月8日が最も遅いイースターです。
【2020年までのイースターの日付・西方教会の場合】
2015年4月5日
2016年3月27日
2017年4月16日
2018年4月1日
2019年4月21日
2020年4月12日
D :イースターからペンテコステまでは7×7+1=50日です。