Skip to main content
2025年12月29日17時42分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

金融の秘密保持や脱税は「盗み」 エクスポーズド・キャンペーン、G20の取り組みを歓迎

2014年11月19日18時00分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:エクスポーズド・キャンペーン貧困脱税
金融の秘密保持や脱税は「盗み」 エクスポーズド・キャンペーン、G20の取り組みを歓迎+
G20のサミットが行われたオーストラリア東部のブリスベンで、模擬的な租税回避地を再現して皮肉り抗議の意思を示す人々(写真:ミカ・チャレンジ・オーストラリア)

世界のキリスト教団体などが加わる国際的な運動「エクスポーズド・キャンペーン」は16日、G20(日米欧など20の国と地域)が腐敗や非倫理的な脱税、および金融の秘密保持に関する重要な問題に取り組む行動を取るとしたことを歓迎した。同運動はこれらの問題によって世界経済から何十億ものお金が「盗まれている」としている。

ブリスベン・サミットで16日に発表された共同宣言の最終版で、G20の指導者たちは、税に関する情報を共有するための規則を実施し、利益が得られたところでそれに課税することで、利益移転を防ぐための規則を実施するとともに、発展途上国が税に関するこれらの計画を実施するのを助けると述べた。

腐敗に光を当てようとしている150カ国以上のキリスト教団体や教会の連合体であるエクスポーズド・キャンペーンは、お金の透明性を高めるための次の措置が行われることを歓迎している。この運動は2年間にわたって市民生活のあらゆる側面に関わる腐敗の問題に取り組み、すでに25万人を超える人たちが脱税や汚職などの非倫理的な慣行を明らかにするために行動を起こしている。

エクスポーズド・キャンペーンの代表者であるジョエル・エドワーズ牧師は、ロンドンで次のように語った。

「G20が約束したことを歓迎するのは、腐敗がとりわけ世界中の貧しい人たちに危害を及ぼしているからだ。税の取り引きや世界中の収入の移転、そして租税回避地の利用のために、資源の豊かな国々は何十億ものお金を失ってきた。今やG20は、このような振る舞いは盗みであり、やめなければならないという、はっきりとしたメッセージを送ったのである」

一方、各国がこれらの措置を実施するにあたって、これは問題の終わりではなく始まりであると、同運動は述べている。

エドワーズ牧師はG20の指導者たちに対し課題も投げ掛けた。「私たちは向こう数カ月のうちに各国が具体的な行動を起こすのを見届ける必要があり、もちろん情報が公表されることを望む。そうでなければこの透明性に関する規則は富裕な国々の利益となるだけである」

共同宣言では、多国籍企業や個人が税金をほとんどあるいは全く払わないという結果をもたらしかねない、非倫理的な振る舞いを断つための4つの重要な方法について述べられている。

1つ目は利益が生み出されたところでそれに課税することであり、例えば鉱山開発の会社が鉱物を抽出した国で公正な税金を支払う場合である。G20は、一部の多国籍企業が地球規模の収入に対する税金をほとんどあるいは全く払わないことを意味する税源浸食と利益移転(BEPS)をやめさせるための行動を起こすとしている。これには租税回避地のような「危害をもたらす税の慣行」をやめさせることも含まれている。

2つ目の措置は各国政府による自動的情報交換制度(AEOI)であり、これはすでに92カ国によって実施されている。G20は発展途上国が参加できるようにするためのそれらの国の能力構築を約束している。

3つ目は、会社の利益を「本当に」得ているのが誰なのかが分かるように、G20諸国が会社の実益株主に関する情報収集を改善するための行動を起こすこと。

4つ目は、石油・ガス・鉱物資源の開発などの採取産業が直面している特別な腐敗の危険性を特定し克服するための新しい計画であり、エクスポーズド・キャンペーンはこれを歓迎するとしている。

ブリスベンで、公開書簡とグローバル・コール(地球規模の要求)14万8000人による署名を手渡したエクスポーズド・キャンペーンのアマンダ・ジャクソン氏は、「腐敗は秘密保持の上に大きくなるが、G20による約束によって隠すことが難しくなるだろう。しかし私たちはこの情報を利用できるようにする必要があり、それが次の措置だ」と述べた。

G20による決定は、腐敗と税金の問題に関するG20の委員会やOECD(経済協力開発機構)の2年間にわたる活動の成果であり、ブリスベン・サミットは、腐敗に光を当てるエクスポーズド・キャンペーンの運動の頂点を示すものであると、同運動は述べている。

関連タグ:エクスポーズド・キャンペーン貧困脱税
  • ツイート

関連記事

  • 脱税や汚職を明らかに 世界のキリスト教団体も加わる国際運動、G20に14万人超の署名で透明性訴え

  • 腐敗した社会に来られた世の光 WCC総幹事、クリスマスメッセージを発表

  • 教皇、G20首脳会議にメッセージ

  • ソウル開発合意などG20の意志歓迎 ワールド・ビジョン

  • 貧困問題解決により焦点を G20信仰指導者サミット

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • Gゼロ時代の津波石碑(8)日本人が宗教アレルギーとなった経緯 山崎純二

  • 2025年のトップ10ニュース(国際編)

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • 2025年のトップ10ニュース(国内編)

  • ワールドミッションレポート(12月29日):コンゴ民主共和国 決して見捨てない―暴力の連鎖にあらがう福音の光

  • 京大などのチームがキリスト教AIの開発開始 「プロテスタント教理問答ボット」を発表

  • 東京女子大学、次期学長に東大副学長の太田邦史氏

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(238)神が人となられた理由 広田信也

  • 自ら体験し受け入れるキリスト 万代栄嗣

  • 一人の信者を作るためにたくさんの敵を作らない伝道 菅野直基

  • 2025年のトップ10ニュース(国際編)

  • 2025年のトップ10ニュース(国内編)

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • Gゼロ時代の津波石碑(8)日本人が宗教アレルギーとなった経緯 山崎純二

  • イーロン・マスク氏、最も尊敬するのは「創造主」 宇宙を創造した神の存在を肯定

  • 東京女子大学、次期学長に東大副学長の太田邦史氏

  • ワールドミッションレポート(12月27日):ウガンダ アフリカの真珠―真の霊的変革を求めて

  • ワールドミッションレポート(12月29日):コンゴ民主共和国 決して見捨てない―暴力の連鎖にあらがう福音の光

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • イーロン・マスク氏、最も尊敬するのは「創造主」 宇宙を創造した神の存在を肯定

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

編集部のおすすめ

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.