日本福音ルーテル教会は、2017年に行なう宗教改革500年記念事業のシンボルマークの公募を始めた。応募締め切りは10月31日で、優秀賞(1人)受賞者には、500ユーロ(約6万8000円)の賞金が送られる。
16世紀の欧州で起った宗教改革は、1517年10月31日、マルティン・ルターが、ローマ教会に抗議し、独ヴィッテンベルク市の教会に95カ条の論題を打ち付けたことから始まったとされており、2017年はこの年からちょうど500年目。
世界各地でも記念行事が予定されており、日本福音ルーテル教会は、推奨4冊の出版を通した活学運動の展開、全国巡回企画の実施、記念大会の開催の3つを記念事業の柱としている。
シンボルマークのデザイン条件としては、1)マルティン・ルターによる宗教改革と500年の歴史的経過がイメージできること、2)キリスト教会の伝統や品位が感じられること、3)「1517−2017 マルティン・ルター 宗教改革500年」の文字をマークと含めてデザインすること、4)色彩はフルカラーとするが、単色でも使用できるよう、また縮小しても使用に耐えるように考慮すること。
応募形式は、手書き原稿の場合はA4サイズ以内。デジタルデータの場合は、JPEG、PNG、PDF形式のいずれかで、サイズは4MB以内。1メール1作品としてメールで送付。採用された場合は、後日、元データ(aiまたはpsd) を、メールで送付するか、CD−Rに保存して郵送することになる。
応募は誰でも可能で、日本福音ルーテル教会の会員かどうかは不問。1人当たりの応募作品数にも制限はない。ただし、自作の未発表作品に限る。応募作品の返却はない。採用作品は、各種印刷物、広報、案内などに広く利用するため、補作として使用する場合もある。既存の類似デザイン、模写、転用転写が判明した場合は、入賞後であっても入賞を取り消す場合がある。採用作品に関する著作権等の一切の権利は日本福音ルーテル教会に帰属することになる。
募集期間は、2014年8月25日(月)〜2014年10月31日(金)。当日必着。優秀賞は、日本福音ルーテル教会広報室内に組織される宗教改革500年記念事業シンボルマーク選考委員会によって選考され、今年11月に開催される同教会常議員会で決定される。今年12月には同教会ホームページ上で発表される予定。
<応募方法>
1)郵送・持参の場合
任意用紙に、作品の解説、住所、氏名(ふりがな)、電話番号を記載し、作品と一緒に下記の住所まで。
〒162−0842 東京都新宿区市谷砂士原町1−1
日本福音ルーテル教会 宗教改革500年シンボルマーク募集係
2)メールの場合
作品の解説、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、メールアドレスを記載し、作品のデータを添付して下記のメールアドレスまで。メールの件名は「シンボルマーク応募」とすること。
<問い合せ>
〒162−0842 東京都新宿区市谷砂士原町1−1
日本福音ルーテル教会事務局内広報室
電話:03・3260・8631
FAX:03・3260・8641