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争いや罪に巻き込まれない生き方 菅野直基牧師

2014年7月9日14時57分 コラムニスト : 菅野直基
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朝5時過ぎに、すぐ近くで男性と女性が言い争う声が聞こえました。私は、「またいつものことだ!?」と思って、もうひと眠りしようかと思っていたら、妻が、「どうやら男性が女性に暴力をふるっているようだから助けてあげてほしい」と私を起こしにきました。

夜寝たのが遅かったので、寝ぼけながら、「僕を起こす時間があったら、警察を呼んだ方がいい!」といいましたが、「恐い!」というのです。しかし、他の人が警察を呼んだようで、すぐにパトカー3台、自転車3台で警官が飛んできました。

今から10年くらい前、自宅前に警察と救急、そして、報道陣まで集まってごった返したことがありました。息子が母親を殴り殺す事件が起こりました。新宿の街は、どんな人がいてもおかしくないし、何が起こってもおかしくない場所だと思います。

通常は、人がたくさんいるので、人目が光っているため、犯罪の抑止力はあると思います。しかし、私が「またいつものことだ!?」と思って、もうひと眠りしようとしたのは、深夜から早朝にかけて、男女のけんかの声がしょっちゅう聞こえるからです。

男女のけんかの原因の一つは、不適切な男女関係にあると思います。不倫、同棲、婚前交渉は、お互いを深く傷つけ合います。また、お酒を大量に飲むと理性が働かなくなり、心のままにけんかが起こります。多くは、女性が男性に「私を裏切ったわね!」「赦さない!」「あなたが憎い!」とわめいていますが、男性が女性にとなると、今回のように暴力が伴います。

不適切な男女関係を結ばなければ、多くの男女は傷つかないですみます。ただ、そういう歯止めが効かない時代ですが、聖書は数千年前からそのことを語っています。不適切な関係で結ばれていない男女は、まず争いにもなりません。

人が罪に陥り、争いや犯罪に巻き込まれる分かれ道は、だいたい次の3つです。

お金の誘惑
異性の誘惑
名誉の誘惑

お金の誘惑と聞いてすぐに思い浮かぶのは、最近では、前都知事の猪瀬氏、兵庫県議会議員の野々村氏、美濃加茂市長の藤井氏など、政治家の名前が浮かびますが、それだけお金には力があります。

日本には八百万の神々がいると言われますが、多くの人にとっての神は金ではないかと感じます。金は神ではなく、神と人とのために使う道具に過ぎません。金は愛すべきではなく、神と人を愛し、金は愛する存在のために使う。これがお金の正しい価値観です。

異性の誘惑と聞くと、多くは芸能人の名前がうかぶのではないかと思いますが、それは身近なところにもある誘惑です。誘惑に負けると、お互いの信頼関係が壊れ、社会的信頼も失墜し、家庭が壊れ、憎み合い、離婚につながっていきます。

しかし、異性の誘惑に負ける人があまりにも多くいます。人は愛に餓え、苦しみとストレスがあまりにも大きいので、それを紛らわすために一時の快楽に身をゆだねてしまうのでしょう。しかし、それは代用品に過ぎません。神の愛こそが人の心を満たし、苦しみやストレスに打ち勝たせる力です。神の愛に満たされ、幸せな家庭を築いていきたいものです。

名誉の誘惑は、抽象的ですが、劣等感やコンプレックスが根底にあると、「見返してやりたい!」「今に見ていろ!」「こん畜生!」と、偉くなって人の上に立とうとします。

高い志はすばらしいことです。しかし、その動機が大切です。神を信じ、神と出会い、神と一つになったら、劣等感やコンプレックスは音を立てて崩れます。人には、それぞれ与えられた分があり、それを自分と呼びます。その分に従って生きていったらいいのです。劣等感やコンプレックスをいやし、満たすために、無理に背伸びをしても、また違う問題が起こります。

自分を造られた神を知り、神を信じ、神に立ち返り、神と共に歩むこと。これが人間本来の生き方です。そこで、存在そのものを愛し、受け入れ、喜び、ほほえんで下さる神の愛を体験し、そこで満たされたら、誘惑におびき寄せられることはありません。

「だれでも誘惑に会ったとき、神によって誘惑された、と言ってはいけません。神は悪に誘惑されることのない方であり、ご自分でだれを誘惑なさることもありません。人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。愛する兄弟たち。だまされないようにしなさい。すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません」(ヤコブ1章13節~17節)

あなたは、キリストが十字架でいのちを捨てるほど神に愛されています。大切にされています。喜ばれています。その愛を信じ、受け入れ、一日を過ごしてください。

◇

菅野直基(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■外部リンク:

新宿福興教会ホームページ
(メッセージをくだされば、みなさんの近くの教会を紹介致します。)

菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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