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的を射る 佐々木満男・国際弁護士

2013年4月7日23時59分
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佐々木満男・国際弁護士+
1. 弓道から学んだこと

 学生の頃、気晴らしと健康をかねて、自宅近所の弓道場に通ったことがある。私はここで、「的を射る」という、大切なことを学んだ。

 弓道を始めたばかりの時は、的が、遠くにあるようで、とても小さく見えた。いくら一生懸命に当てようと矢を射ても、いつも的から外れてしまう。

 「なんだ、弓道って、こんなにつまらないものか!」と、何度もやめようと思った。でも、がまんして通っているうちに、次第に当たるようになった。自分の射た矢が的に当たった瞬間の絶頂感と、ポンという音のそう快感の虜になった。

 「的に矢を当てる」秘訣はなんだろうか?

①まず、弓に矢を継いで、的を射るべく、体形(姿勢)を正しく整えること。

②次に、的に矢を当てることに精神を集中すること。「必ず当てよう!」と意気込まないで、「必ず当たる!」と静かに信じ切ること。そうすると不思議にも、的が、近くにあるようで、とても大きく見えてくる。

③最後に、心身が完全に一致した状態で、的に向かって矢を射ること。体形が崩れていては、矢を正しく射ることはできない。あれこれ考えて精神が集中できなければ、的にしっかり照準を合わせることができない。体と心が一致して射なければ、実際に矢を的に当てることはできない。

 弓道においては、射た矢が的を外れたら、何の意味もない。どんなに熱心に射ても、どれほど強弓を射ても、間違えて別の物に当たっても、的を外れたら、まったく意味がない。

 問題を解決しようとする場合も、「的を射る」ことが肝心である。「問題の核心」という「的」を見抜いて、それを正しく射ることである。いくら努力してガンバっても、「問題の核心」という「的」から外れていると、問題を解決することはむずかしい。

2.「罪」とは「的外れ」

 聖書における「罪」とは、「的外れ」ということである。必ずしも、法律や約束や倫理・道徳に違反しているということではない。

 人の目指す方向、人の生きる道が、「万物の創造主」というすべての根源である「唯一の的」から外れていることが、すなわち「罪」なのである。具体的には、聖霊が示してくださる、その都度その都度の創造主の「導き」に従わないことが、「罪」である。

「導き」とは、個々の「使命」でもある。「わたしは道である」と言われたイエスから目をそらして自分勝手な道を歩むことが、「罪」なのである。「わたしを通してでなければ、誰も父のもとに行くことはできない」とイエスは断言している。イエスというぶどうの木に、人が枝としてしっかりつながっていれば、イエスから流れ込む命と恵みを受けて、その人は実を豊かに結ぶのである。

 「罪」すなわち「的外れ」の恐ろしさは、創造主から流れ込む永遠・無限の命と無尽蔵の恵みを享受できないことである。

 聖書でいう「的を射る」ためには、どうしたらよいのか?

①まず、日々、聖書の言葉を学んだり、日曜日に教会で礼拝したり、クリスチャンの仲間と祈ったりして、唯一・絶対の創造主に向かう体形(姿勢)を整えること。

②次に、この世の利害得失から思いを外して、永遠・無限の創造主のみに思いを集中すること。

③最後に、全知・全能の創造主から具体的に導かれたことを心身一致の状態(聖霊に満たされた状態)で行うこと。

 イエスとともに日々を生きることにより、「導き」という個々の「的」を射ながら、「万物の創造主」すなわち「全知・全能・永遠・無限・唯一・絶対の愛なるお方」という究極の「的」に向かって、自分自身が「矢」のように飛んで、永遠・無限の命と無尽蔵の恵みの中にどんどん入っていくのだと思う。

◇

佐々木満男(ささき・みつお)

 国際弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。インターナショナルVIPクラブ(東京大学)顧問、ラブ・クリエーション(創造科学普及運動)会長。

■外部リンク:【ブログ】アブラハムささきの「ドントウォリー!」


※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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