イスラム教国であるイランで伝道活動をしている福音主義の牧師が、「イランはキリスト教国になるだろう」と伝えている。14日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。
イランの「アライブ・ミニストリーズ」創設者でもある福音主義牧師、ホルモツ・シャリアット博士は、米家族研究評議会(FRC)会長のトニー・パーキンス氏との対談で、「イランはキリスト教国になるでしょう。それは私によるのではありません。エレミヤ書49章38節にそれが約束されています。この約束が成就される時を早めなければなりません」と述べた。
またイランの霊的状態について、シャリアット氏は、「イランでは霊的な真空状態が生じており、人々は霊的に飢え渇いた状態にあります。そのため、私たちはテレビを通して数時間御言葉をノートに取りながら共有し、共に福音を分かち合っています」と伝えた。シャリアット氏はイランで福音伝道放送を行っており、「イランのビリー・グラハム」とも言われている。
シャリアット氏はイランでキリスト教徒数が急速に増えていることを証しし、「イランの人々は福音に対して心が開かれています。欧米にあっても多くの人々が私達のミニストリーを通じてキリストに導かれましたが、イランではとりわけそのような人々が多くなっています。テレビ放送を通して福音を分かち合う時、人々はキリストのところへ来るようになります。そしてただ信じるだけでなく、イエス・キリストにすべてを捧げる献身者となっていく人々が多く生じています」と伝えた。
イランでキリスト教徒が急速に増加しているというシャリアット氏の証は、米キリスト教迫害監視団体オープン・ドアーズの調査とも一致している。オープン・ドアーズは3月に「イスラム教国イランにおいてキリスト教が爆発的に成長している」と報告していた。