【CJC=東京】ポーランドの古都クラクフ近郊チェンストホーヴァのヤスナ・グラ修道院で、世界各地のエクソシスト(悪魔ばらいの祈祷師)たち約300人が参加して『悪魔ばらい会議』が行われた。同修道院は『黒い聖母』のイコンが祭られていることで有名。
AFP通信が同修道院のラジオ放送によるとして報じるところでは、今年の会議では「欧州や世界全体の吸血鬼たちの最近のトレンドや心の病、悪魔ばらい実施中の悪魔による妨害」などについて話し合われた。この会議は2年に1回開催されている。
インドのルーファス・パレイラ司祭や、オーストリア・ウイーン大司教区のラリー・ホーガン主任エクソシストなど悪魔ばらい界の著名人も参加している。
会場のヤスナ・グラ修道院にある『黒い聖母』のイコン画には奇跡を起こす力があると、多くのポーランド人が考えている。ポーランドは国民の9割がローマ・カトリック教徒であることを自認している。