日本ではあまり知られていない聖書の創造論を紹介しようと、専門家を講師に招いて創造論について学ぶ講演会「第2回日韓ラブ・クリエーションセミナー」(ラブクリエーション主催)が8月20日、都内で開かれる。講師は、米国で地質学と神学を研究し、現在創造科学宣教会副会長のイ・ジェマン氏。聖書の通りに宇宙万物が創造されたことを、数々の科学的証拠とデータをもとに解明する。
聖書は、「初めに、神が天と地を創造した」(創世記1:1)と始まる。創造論はこの聖書の宣言に基づき、天地万物が自然選択と突然変異によってできたのではなく、そのすべての起源が創造主なる神にあるとする立場。現在この立場に立つ世界中の専門家が、様々な角度から科学的検証を行っている。米国では07年5月、創造論伝道団体アンサーズ・イン・ジェネシスが、創世記に記されている6日間の創造を様々な角度で展示する博物館「クリエーション・ミュージアム」(総工費約31億円)を米ケンタッキー州に建設。開館時には世界130以上のメディアが駆けつけ、わずか2年間で来館者が70万人を突破するなど、大きな注目を集めている。
講演会を主催するラブクリエーション(会長:佐々木満男・国際弁護士)の日韓顧問には、山北宣久・日本基督教団総会議長、峯野龍弘・ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会主管牧師、奥山実・エディンバラ100周年記念東京大会委員長、ハヨンジョ・韓国オンヌリ教会牧師、イナムシック・全州大学校総長らが就任している。
講演は、午後1時半、同3時50分、同7時の3回。それぞれ▼起源に関する根本的質問、▼地質学とノアの洪水、▼地質学と地球の年をテーマにイ氏が講演する。会場は、東京都北区西ヶ原1-23-3の北区滝野川会館4階小ホール。
参加登録費は500円(8月15日以降は1000円)。申し込み、問い合わせは、事務局(090・2339・8369(森)、080・5193・9123(重枝)、ファックス:03・3302・1860)。