Skip to main content
2026年6月24日22時50分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. メッセージ

【ペンテコステメッセージ】あなたの信仰の「オイルケア」は大丈夫? 新谷和茂

2026年5月24日06時14分 執筆者 : 新谷和茂
  • ツイート
印刷
関連タグ:ペンテコステ(聖霊降臨祭)

水鳥アヒルが溺死した

そんな不思議な出来事があるのでしょうか。あるのです。ある福祉施設で実際に起こったそうです。子どもたちがアヒルの卵を大切に育てました。ついに卵からアヒルのひなが生まれました。子どもたちは大喜びです。アヒルのひなは子どもたちを親だと思い、子どもたちの後を一生懸命追いかけました。子どもたちはさらに大喜び。

やがて「池を作って泳がせてあげよう」と皆で話し合い、池を掘り、ひなたちを放しました。ひなたちは水の上で羽をバタつかせていました。これを見た子どもたちは「さすが水鳥、大喜びしている」と大満足。ところが数時間後、池に戻ってみると、ひなたちは皆、溺れて死んでしまっていたのです。

本来、アヒルは水に強い鳥です。尾の近くから出る油をくちばしで羽に塗り、羽の間に空気を含ませることで、水をはじき浮くことができます。水の上を自由に進めるのは、その見えない備えがあるからです。しかし、人を親だと思って人に育てられたひなたちは、その大切な身の守り方を学んでいませんでした。ひなは水に入った瞬間、羽に水がしみ込み、溺れてしまったのです。

このアヒルのひなの例話は、私たちの人生にも通じます。人生という池には、不安、誘惑、人間関係の摩擦、失望、将来への焦りなど、さまざまな要素が含まれています。外から見ると平静でも、心の中では沈みかけている人も少なくありません。何の備えもなければ、人の心は簡単に重くなり、力を失ってしまいます。

「助け主」なる聖霊

聖書は、そのような私たちのために「助け主」が与えられると語っています。イエス・キリストは、ご自分が天に帰られた後、父なる神が、助け主なる聖霊を送ってくださると約束してくださいました。ヨハネによる福音書14章16節には、「父は別に助け主を送って、いつまでもあなたがたと共におらせて下さる」(口語訳)とあります。

この助け主とは、そばにいて支え、励まし、慰め、真理へ導くお方という意味です。困ったときだけ現れる存在ではなく、日々の生活の中で共に歩んでくださるお方です。聖霊は単なる力や気分ではなく、私たちと共にいて働かれる神ご自身です。では、聖霊は何から私たちを溺れないようにしてくださるのでしょうか。

第一に、聖霊は私たちを不信仰に溺れないようにしてくださいます。

神は目に見えません。祈っても、すぐに答えが返ってこないときもあります。苦しい出来事が続くと、「本当に神はおられるのか」と心が揺らぐこともあります。しかし、聖霊は頭だけの知識だった信仰を、心の確信へと変えてくださいます。

聖書の言葉が単なる文章ではなく、生きた励ましとして胸に届くようになります。礼拝の賛美が心に染み、祈りが神との生き生きとした交わりとなり、イエス・キリストが遠い過去の人物ではなく、今も共におられる主として感じられるようになります。信仰の喜びは、聖霊の働きによって新しくされていくのです。

第二に、聖霊は私たちを悪感情に溺れないようにしてくださいます。

怒り、嫉妬、恨み、ねたみ、自己嫌悪、諦め――こうした感情は、心を少しずつ沈ませます。相手は忘れていても、自分だけが傷を握りしめ続けることもあります。すると、心の自由が失われます。

第2次世界大戦中、家族を失い、強制収容所を生き抜いたコーリー・テン・ブームは、戦後、神の愛と赦(ゆる)しを語る伝道者となりました。ある日の集会後、自分を虐げた元看守が目の前に現れ、握手を求めてきました。彼女には到底赦すことができませんでした。しかし、心の中で「主よ、助けてください」と祈ったとき、手を差し出す力が与えられ、さらに赦しの愛まで注がれたと証言しています。

人にはできなくても、聖霊にはできます。私たちの中の固く閉じた部分をほぐし、憎しみを愛へ、苦い心を平安へ変えてくださるのです。

第三に、聖霊は私たちを人生の困難に溺れないようにしてくださいます。

人生には、病気、失敗、経済的不安、家庭問題、別れ、老いなど、避けられない試練があります。一つ乗り越えたと思えば、また次の課題がやって来る。まるで終わりのない障害物競走のように感じるときさえあります。

しかし、聖書は苦しみの中から希望が生まれてくると語ります(ローマ人への手紙5章3〜5節)。なぜなら、神の愛が聖霊によって私たちの心に注がれているからです。問題そのものがすぐ消えなくても、絶望に支配されず、困難の中で立ち上がる力が与えられます。涙の中でも、なお前を見る力が与えられます。試練が人を壊すのではなく、人を深くし、成熟させる道具へと変えられていくのです。

聖霊の助けをどう受ければよいのか

では、この聖霊の助けをどのようにすれば受けることができるのでしょうか。聖書では聖霊は油に例えられていますから、聖霊の助けは、言うならば「心のオイルケア」ということができます。

第一に、聖霊を人格あるお方と認め、人格的交流を深めることです。

聖霊は、機械を動かすエネルギーではありません。聖霊は人格を持ち、私たちとの交流を求めておられるお方です。ですから、祈りの中で「今日も共にいてくださることを感謝します」「今日もご一緒に仕事をしましょう」などと語りかけることが大切です。朝の静かな時間、通勤の途中、仕事の合間、眠る前のひとときでも構いません。短い祈りでも、聖霊との対話を重ねる人は、聖霊の助けを体験していきます。

第二に、聖霊が共にいてくださることを信じて、一歩踏み出すことです。

ただ助けを待つだけではなく、自分にできる一歩を踏み出すのです。感謝を選ぶ、赦しを選ぶ、祈る、善い言葉を語る、礼拝に向かう、誰かに親切にする。その小さな一歩を通して、聖霊は具体的に働かれます。行動しないまま変化だけを待つのではなく、御言葉に従って行動するときに、新しい力が注がれるのです。

車も機械も手入れを怠り、全く動かさなければ、動きが悪くなってしまいます。私たちも同じです。忙しさの中で魂の手入れを忘れると、魂が汚れ、動きが悪くなります。また、信仰を行動で表すことを怠れば、信仰の命は健全性を失っていくことになります。反対に、日々の聖霊との交わりと、聖霊と共に行動する生活は、私たちの信仰を健全にし、豊かな実を結ぶ人生へと向かわせてくれます。

あなたは今、疲れ切っていないでしょうか。信仰が形だけになっていないでしょうか。笑顔の奥で、心が沈みかけていないでしょうか。

聖霊は、弱さの中にある人を責める方ではなく、支えるお方です。人生の荒波の中でも、沈まないように守ってくださるお方です。あなたの信仰のオイルケアは大丈夫ですか。

◇

新谷和茂

新谷和茂

(しんたに・かずしげ)

1962年、兵庫県高砂市生まれ。高校2年生の時に日本基督教団高砂教会で救われ、関西聖書学院卒業後、同教会で仕え、現在、同教会主任牧師。モットーは神と人を笑顔にする牧師。日本民族総福音化運動協議会理事。2020年からポッドキャストでテモテ☆ラジオを開始。26年4月からユーチューブでも配信開始。大切にしている祈りの言葉は「いつでも、どこでも、何でも、いかようにでも、神様の好きなようにしてください」。

関連タグ:ペンテコステ(聖霊降臨祭)
  • ツイート

関連記事

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • 【ペンテコステメッセージ】クリスチャンの力の源泉である「聖霊の満たし」 篠原隆

  • 【ペンテコステメッセージ】今、生ける神、聖霊様 坪井永人

  • 【ペンテコステメッセージ】衰退し続ける教会の起死回生の決定打としての聖霊 手束正昭

  • 【ペンテコステメッセージ】聖霊体験の恵み 奥山実

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(6月23日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師③

  • 「重要な希望のしるし」 世界教会協議会のピレイ総幹事、米イラン覚書を歓迎

  • ワールドミッションレポート(6月19日):インドのムンダス族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.