子どもが小さい頃はPTA活動に関わっていましたので、早朝から学校に行くことがよくありました。ある日PTA活動が終わった後、すぐに出かける場所がありました。バイクで行けばすぐなので、一仕事してから出かけることにしました。
暖かい服装に着替えて、皮の手袋をはめ、ヘルメットをかぶり、バイクにまたがってエンジンをかけようとしました。ところが、バッテリーが弱くなっていて、セルモーターが回らないのです。
最近のバイクは、キックスターターが付いていません。バッテリーが弱くなって、セルモーターが回らなければ、エンジンはかかりません。何度やっても、エンジンはうんともすんとも言わないばかりか、事態はさらに悪化していきます。車で行っても自転車で行っても、電車で行っても遅刻です。
バイクと自分自身にイライラしました。今からJAFを呼んでも数十分はかかります。諦めて、キャンセルしようかとさえ考えました。
そんな時、神に祈っていると、昔を思い出しました。バッテリーが上がったときに押しがけをしたことです。
バイクのスイッチをONにしてチョークを引っ張り、クラッチを切ってギヤーを1速か2速に入れて、人力で押して勢いに乗ったときに飛び乗り、クラッチを急激につなぐことでエンジンをかけました。
車でもやったことがあります。昔は、ライトウェイトのスポーツカーに乗っていたので、軽く車を動かせました。車のエンジンをONにして、ギヤーを1速か2速に入れます。何人かで押してもらって、スピードが乗ったところで運転席に飛び乗り、バイクと同じように、クラッチを切って、ギヤーを1速か2速に入れて、クラッチを急激につなぐことでエンジンをかけました。
祈ると、知恵が与えられたり、昔の大切なことが思い起こせたりします。その時の光景を思い出して「そうだ! 押しがけをしてみよう!」となりました。押しがけをしようとすると、近所の方々とすれ違いますので「おはようございます!」と笑顔であいさつしますが、心は焦っていました。
「何でこういう時に限って知り合いがたくさん通るのだろう!?」と思いましたが、神様が、私をイライラさせないための計らいだと思って感謝し、笑顔であいさつしました。
人がいなくなったのを見計らって、バイクを押してスピードを上げました。ちょっと怖いですが、飛び乗ってクラッチを切り、ギヤーを1速に入れて、クラッチをつなぎました。何と、一発でエンジンがかかりました。
諦めないでよかった! そのまま目的地に向かいました。遅刻することなく、予定通り一仕事を終えました。
今日はバッテリー上がりを経験し、一瞬諦めかけましたが、すぐ神に祈ることで、昔の押しがけを思い出しただけではなく、さらに「大丈夫だ!」という確信がやって来ました。「そうだ、やってみよう!」と思いました。
祈りと諦めない心の大切さを思わされました。体が冷え切って、このまま職場の教会に戻って体を温めたいと思いましたが、勢いでバイク屋に行くことにしました。自然放電でバッテリーが上がってしまうと、ほぼ回復は難しいです。
バイク屋でバッテリーを交換し、さらに、ちょうど時期だったのでオイルを交換し、クラッチやチェーン、タイヤの空気圧も調整してもらいました。
大切なのは、諦めない心です。もし諦めていたら、たとえ良いアイデアが浮かんだとしても、それを行わず、予定をキャンセルしていたことでしょう。
皆さん、小さいこと、大きいことを問わず、諦めない心の大切さを知ってください。諦めない心は、神に祈ることから始まります。皆さんの計画、夢、ビジョンなどを、たやすく諦めないでください。神に祈り、神と共に挑戦し続けてください。
◇
















