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世界の中心からの発信 穂森幸一

2023年12月14日11時35分 コラムニスト : 穂森幸一
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国々よ。近づいて聞け。諸国の民よ。耳を傾けよ。地と、それに満ちるもの、世界と、そこから生え出たすべてのものよ。聞け。(イザヤ書34:1)

ハマスのテロリズムを発端とするイスラエルとガザの戦争は、国際社会を巻き込み、悲惨な様相を呈しています。戦争はどちらが正しいとか軽々に言えるようなものではありません。しかし、マスコミの論調が反イスラエルに傾いているように感じているのは私の気のせいでしょうか。

世界三大宗教のうち、キリスト教とイスラム教の2つはイスラエルと深い関わりがあります。イスラエルは中東の一角にあり、国土は大きくありませんが、世界の歴史の鍵であり、世界情勢の中心と言っても過言ではありません。

神に選ばれているイスラエルは、歴史上常に周りを敵に囲まれ、厳しい状況に立たされてきました。そして、何度も国家存亡の危機に直面しています。イスラエルを滅ぼそうとしたのは、アッシリア、バビロニア、ローマです。欧州ではユダヤ人への民族迫害があり、民族絶滅まで試みられた悲劇もありました。

旧約聖書に登場する国々を現代の名称に置き換えてみると、今も大昔も様相は変わらないということが分かります。シリア(アッシリア)がイスラエルに侵攻し、イラク(バビロニア)がイスラエルを占領し、住民を捕虜にしました。イラン(ペルシャ)がイラクに攻め入り、イスラエルを解放し、イスラエル再建に協力しました。

ただ、昔と違うところは、イランの立ち位置ではないかと思います。イランは周りのアラブ人の国と異なり、ペルシャ人の国でしたので、ユダヤ人には友好的でした。イスラム革命が起こり、イラン革命軍が実権を握るようになってからは、イスラエルに敵視政策をとるようになり、イスラエルせん滅を国家目標にしています。そのために核兵器の開発にも力を入れています。ハマスが3千発のミサイルをイスラエルに撃ち込めたのも、イランのおかげだといわれています。

日本とイスラエルには共通するところがあり、日本のことを東のユダヤという歴史学者もいます。日本も周りを敵対国というか、反日の国々に囲まれています。何度か国家存亡の危機にも直面しています。

第一の危機は蒙古襲来です。1274年の文永の役では、モンゴルと高麗の合同軍が大小900隻の軍船と総勢4万人の軍勢で押し寄せてきますが、鎌倉武士に追い払われます。小国に負けたことが悔しいフビライは再度、攻め込んできます。これが、1281年の弘安の役です。この時は、4400隻の軍船、15万人という大軍で攻めてきました。この時は九州の諸大名、鎌倉武士が結集して守り抜きました。もしこの時に敗北していたら、日本という国は存在していなかったかもしれません。

2回目の危機は欧州のアジア植民地化の時です。この時は日本とタイ以外、ほとんどの国が植民地になりました。日本の戦国武将の強さに恐れをなし、植民地化を諦めたといわれます。

3回目の危機は、日露戦争です。世界中のほとんどの人々は、日本が負けると予想したそうですが、ロシアに勝利しました。もし負けていたら、ロシアにのみ込まれていたと思います。

第二次世界大戦で日本は敗戦し、国土は残りますが、GHQによって日本の伝統、文化が解体されました。7千冊にも及ぶ書籍が焚書指定され、精神的な背骨を失ったエコノミックアニマルとして不甲斐ない状況が続いています。

世界最古の文明は1万6千年前の縄文文化だといわれます。縄文人は世界の文明発祥と何らかの関わりがあるということを認める歴史学者が出てきています。南米の古代インカ文明や中東のシュメール文明ともつながりがあるといいます。

シュメール文明はエジプト、バビロニア、ローマ、ギリシャにも影響を与えていると言っても過言ではありません。シュメールが崩壊するときに、シュメール人であったアブラハムの父テラは一族を引き連れて、西の地ハランを目指しました。また、シュメール人の一部は縄文人の故郷、東の果ての地を目指したと思います。

熊本県小国町に押戸石の丘があります。人為的に並べられた巨石が丘の上にあり、4千年前のシュメール文字が刻まれています。日本ペトログラフ協会によってシュメール文字であることが確認されています。また、ユネスコ岩石芸術学会をはじめ、米国やカナダの岩石芸術学会などの国際学会で認証されています。また、余談ではありますが、映画「進撃の巨人」のロケ地でもあります。

考古歴史学の研究が深まるにつれて、人類が地球規模で循環していたというのは認証されていくのではないかと思います。シュメールの流れを持つユダヤ人が国家存亡の危機に東の果ての地を目指しても、何ら不思議なことではありません。

東の果てと思われていた日本が、実は世界の中心であったといわれる日が来るかもしれません。私たちがこの地に生まれ、育っているのは偶然ではありません。私たち一人一人は神様から使命が与えられています。世界の中心に立ち、聖書に示されている神の言葉を発信しなければならないのです。

というのは、世界の相続人となるという約束が、アブラハムに、あるいはまた、その子孫に与えられたのは、律法によってではなく、信仰の義によったからです。(ローマ4:13)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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