Skip to main content
2025年7月7日07時02分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教育

「化学進化説より創造論の方がはるかに素直」 東工大名誉教授が解説

2023年7月26日11時49分
  • ツイート
印刷
関連タグ:進化論創造論阿部正紀インターナショナルVIPクラブ
最先端宇宙論の未解決問題とは? 「神の存在と科学は矛盾しない」東工大名誉教授が講演+
阿部正紀・東京工業大学名誉教授

進化論の実態を明らかにし、創造論を論証する講演会「科学の本質と創造論」(インターナショナルVIPクラブ主催)の第2回が5月28日、オンラインで開かれ、約60人が参加した。前回に続き、電子物性工学が専門の阿部正紀・東京工業大学名誉教授が進化論の実態を分かりやすく解説しながら、創造論との違いについて論じた。

たとえ観測で反証されても「生き延びる」

前回注目したのは、「パラダイム」という概念。もともとは科学史の用語で、「ある時代に科学者集団を支配している主要な理論と、それを支える世界観を含んだ枠組み」を指す。

「ここで重要なことは、パラダイムが世界観に支えられていること」と阿部氏。進化論やビッグバン宇宙論などの科学理論は、その根底で主観的な世界観に立脚しているため、たとえ客観的なデータで反証されても、その世界観の枠内で手直しされるか、反証事例が先送りされ、理論自体は生き延びるという。

これは、客観的な観測データと合理的な論理だけに基づくのが科学だとする一般的な理解とは全く異なる。阿部氏は、「進化論パラダイムでは、生命が化学反応によって生じたと想定する化学進化説が反証されているが、倒れず生き延びが図られている」と指摘。「証明できない作業仮説を導入し、目的を持たない化学反応が情報と生命を生み出したと信じる化学進化説と比べて、意思と目的を持つ創造主が情報と生命を創造したと信じる創造論の方がはるかに素直で受け入れやすい」と話した。

生体分子の起源という謎

今回はさらに、生命を支える最も重要な生体分子であるDNAとタンパク質、RNAの起源に注目した。DNAは、細胞の核と呼ばれる小さな器官の中に収納されている。2本のらせんで構成されており、G、C、T、Aと略称される4種類の塩基が作る2種類の塩基ペアが2本のらせんを結び付けている。それにより、いわゆる二重らせん構造を形成している。

DNA上にある遺伝情報の暗号を解読して、タンパク質が合成される。そのシステムは実に巧みだ。まず「転写」と呼ばれる作業が核の中で行われる。DNA上の塩基配列が写し取られ(「転写」され)、メッセンジャーRNAと呼ばれる一本らせんが作られる。

その後、メッセンジャーRNAが核の外に出て、「翻訳」と呼ばれる作業が行われる。RNAの塩基配列に従ってアミノ酸が配列されて結合し、タンパク質が合成される。塩基の配列で書かれていた情報が、アミノ酸の配列で書かれた情報に置き換えられる(「翻訳」される)のだ。

「化学進化説より創造論の方がはるかに素直」 東工大名誉教授が解説
DNA上に並んだ塩基の配列とおりにアミノ酸が配列し、タンパク質が合成される。DNAの暗号を解読することは、タンパク質を合成することを意味する。
「化学進化説より創造論の方がはるかに素直」 東工大名誉教授が解説
タンパク質の合成は、転写と翻訳と呼ばれる2段階の作業で行われる。このような複雑な営みが、体内のミクロ世界で行われているのだ。

さらに不思議なことは、タンパク質を合成する翻訳装置がタンパク質とRNAでできており、そのRNAを合成する転写装置がタンパク質で構成されていることだ。つまり、DNAの暗号を解読するツールとなる翻訳装置と転写装置を構成しているタンパク質とRNAの設計図が、DNAに暗号化されていることになる。

まさに、金庫を開けるのに必要な暗証番号が、金庫の中に書かれているような厄介な問題を抱えているのだ。阿部氏は、「どれが最初に生じたか分からないという三つどもえのジレンマが存在します。このため、DNAとタンパク質、RNAの複雑な合成(暗号解読)システムの起源は、化学進化説(化学反応)では説明できない」と話した。

「生体分子の起源を解明しようとする研究は行われていないのか」との参加者からの質問には、「やろうとしても全く歯が立たないので諦めているのが現状」と回答。その上で、「科学がいかなる事象も取り扱えると信じる科学万能主義が現代社会を支配していますが、実はそうではない。そもそも生命の起源という非常に霊的な事柄は、対象を物質的世界に限定している自然科学では扱えないという問題がある。それを認めるパラダイムと、認めないパラダイムがあるということ」と語った。

次回はさらに、細胞の起源と中立進化説の謎について説明しながら、進化論の実態に迫る。今回の講演内容や次回の案内など、講演会に関する情報は、ホームページで随時発信していくという。

関連タグ:進化論創造論阿部正紀インターナショナルVIPクラブ
  • ツイート

関連記事

  • 進化論は科学的で、創造論は非科学的って本当? 東工大名誉教授が解説

  • スマホが動くのも量子力学のおかげ? 東工大名誉教授を講師にサイエンスカフェ

  • 創造主は必要ない? 「多宇宙論に基づく人間原理」を東工大名誉教授が解説

  • 最先端宇宙論の未解決問題とは? 「神の存在と科学は矛盾しない」東工大名誉教授が講演

  • 【書評】『生命の謎 ドーキンス「盲目の時計職人」への反論』

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(7月6日):タイ 麗しきかな、良き知らせを告げる者の足は

  • 苦しみというプレゼント 菅野直基

  • 聖書のイエス(12)「初めに、ことばがあった」 さとうまさこ

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • ワールドミッションレポート(7月7日):カメルーンのラカ族のために祈ろう

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • 苦しみというプレゼント 菅野直基

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.