Skip to main content
2025年9月18日19時20分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 欧州
新型コロナウイルス

教会はロックダウン中、地域社会に何をできたのか? 英福音同盟が報告書

2020年12月18日23時48分
  • ツイート
印刷
関連タグ:新型コロナウイルス英国福音同盟(EA)スコットランドイギリス
教会はロックダウン中、地域社会に何をできたのか? 英福音同盟が報告書+
※ 写真はイメージです。(写真:heacphotos)

英北部のスコットランドでは、新型コロナウイルスの感染拡大により、今年春から初夏にかけ3カ月以上にわたってロックダウン(都市封鎖)が行われた。この期間、多くの人が孤立し、物質的にも精神的にもさまざまな助けを必要としたが、地元のキリスト教会が社会の最も脆弱な人々を支援する上で重要な役割を果たしていたことを示す報告書が発表された。

発表されたのは、英国福音同盟(EA)と英キリスト教慈善団体「サーブ・スコットランド」が協力してまとめた「希望のストリー」(英語)。コロナ禍において、スコットランドの諸教会が行った活動を、スコットランド政府に提示するために作成したもので、今年5月から7月までの3カ月間の活動内容がまとめられている。

報告書によると、スコットランドの諸教会はこの期間、コロナ禍の影響を受けた人々を支援するために3200人以上のボランティアを動員し、89の支援プロジェクトを実施した。支援プロジェクトの実施地域は181カ所に上り、5万5千人を超える人々に21万2千回以上の支援活動を実施したという。

スコットランドでEAの公共政策を担当するキエラン・ターナー氏は、EAのホームページ(英語)で次のように語っている。

「2020年は私たち皆にとって混乱の年であり、教会は他の多くの必要不可欠なサービスと同様に、この状況に適応しなければなりませんでした。この報告書は、各地の教会が社会の最も弱い立場にある人々を支援する上で大きな影響を与えてきたことを浮き彫りにしています」

「教会は既存のサービスを再活用し、それにスタッフやボランティアをすぐに再配置しました。食料を届けたり、高齢者や孤立した人々に電話をかけたり、ホームレスや亡命申請中の人々を支援したり、精神的な不安を抱えている子どもや若者とつながったりする新しいプロジェクトを立ち上げました。多くの人にとって、これらのサービスは文字通り命綱であり、他のすべての通常の支援ネットワークや建物が閉鎖された日には、唯一の窓口となることも多くありました」

ロックダウン期間中の教会の活動は、これまでにない多様な連携も生み出した。教会が主導したプロジェクトには、スーパーマーケットや地域協議会、企業、国民保健サービス(NHS、英国の国営医療サービス)、住宅協会、ボランティア支援グループ、フードバンクなどが協力した。さらに、幾つかのプロジェクトは地方自治体からの資金提供も受け、計11の地方自治体が協力に応じた。

報告書には、教会のプロジェクトによって助けられた人々の声も掲載されている。

3月に新型コロナウイルスに感染した46歳の女性は、退院後に地元の教会が行っていた無料の食材宅配サービスを利用した。今も自分で買った食料品などを持ち帰る力も出ないというこの女性は、「このサービスは私にとって命綱となっています」と話す。女性は独り暮らしで、唯一の家族はペットのセキセイインコ1匹だけ。教会のボランティアは食材を宅配してくれるだけでなく、毎日電話で話をすることもでき、女性は物質面、精神面の両方で支えられているという。以前は60代に見間違えられるようなこともあったが、この数カ月で心身の健康状態は大きく改善した。「正直言って、今年は教会がなければどうしていたか分かりません。今は教会を友人のように考えています」

報告書は結論で、「この報告書は、教会がいかに地域社会の危機対応の礎となっているかを明らかにするとともに、危機的状況において地方自治体や地域のグループが教会との協力を求めていることを示しています」と指摘する。また、他者に奉仕することは「キリスト教のDNA」であり、教会は何世紀にもわたって社会的弱者の支援に携わってきたが、今回、新たな協力方法や協力の機会が存在することが示されたとしている。

その上で、「教会にとっては、地域社会に奉仕することが福音を生きる上で不可欠な要素であることを認識し、外に目を向け続けること」が大切だと強調。政府や公的機関に対しては、教会が担う役割の重要性を認識し、教会とより肯定的な関係を築くために長期的なパートナーシップを結ぶことを提言している。

関連タグ:新型コロナウイルス英国福音同盟(EA)スコットランドイギリス
  • ツイート

関連記事

  • 「社会的行動は教会成長に貢献可能」 英シンクタンクなどが3年かけ調査

  • コロナ禍で諸宗教の連帯呼び掛け WCCとバチカン共同文書の邦訳公開

  • コロナワクチン「公正かつ公平な分配を」 聖公会首座主教会議の共同声明、邦訳公開

  • 米最高裁、NY州の宗教施設に対するコロナ規制に違憲判決 カトリック教区などが勝訴

  • 「コロナ禍の教会に希望を」 世代間の「架け橋」となった釜山の賛美チームが10カ国語の字幕付賛美動画を公開

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 後藤文雄神父死去、96歳 カンボジア難民の子ども育て、学校建設に尽力

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 花嫁(33)愛には恐れがない 星野ひかり

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(28)ニコラス司教逮捕される

  • ワールドミッションレポート(9月18日):パプアニューギニア イースターは1日じゃない、1カ月続くリバイバルだ

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(3)神の御霊と一つ 加治太郎

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 右も左もわきまえないやから 穂森幸一

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 後藤文雄神父死去、96歳 カンボジア難民の子ども育て、学校建設に尽力

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.