これからしばらくの間、このコラムでさまざまな状況の中における祈りの言葉を記載してみたいと思います。これらの祈りは「クロスウォーク」というネットジャーナルに記載されているもので、祈りを書かれた方のお名前を最後に記しておきます。これらを参考にして、私たちの祈りの生活がさらに豊かになれば幸いです。
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平安を求める祈り
ああ、主よ。私の心の中はまるで戦場のようなときがあります。ミサイルがすぐ近くに落ちてくるかのようです。また別のときは、終わることのない嵐が吹き荒れているようで、どう考えていいのかまるで分からなくなります。混乱が心を支配し、敗北感が私の喜びを盗んでしまいます。
あなたの平安を必要としています。昼も夜も変わることのない心の内奥にある平安を必要としています。風に向かっても凛(りん)として立つことのできる平安です。どうか、私の不安な心を静めてください、主よ。「・・・であったらいいのに」とか「・・・になったらどうしよう」とかという不必要な憂いが心を満たしてしまいます。
平安を得るためには、あなたを信頼することが大切であることを知っています。そして、私の生活の中には恐れが必要でないことも分かっています。ですから、私は今、あなたへの信頼を宣言します。自分の手綱を離して、あなたが私の生活の手綱を取ってくださるように祈ります。毎日、この同じ祈りをささげる必要があるかもしれません。でも、私はゆとりのない生活できりきり舞いをすることに疲れました。あなたをもっともっと必要としています。
主よ、あなたに私自身を明け渡します。私は人や計画や状況を支配することができないことを認めます。このようなことをあなたに委ねます。そして、あなたのいつくしみに思いを集めます。今日もあなたの恵みと祝福を感謝いたします。私が受けるに値しないすべての赦(ゆる)しを感謝します。私の歩みの上に与えられているすべての試練にも感謝いたします。あなたに委ねてあなたを信頼するなら、あなたはあらゆる状況を益にしてくださることを信じています。そして、心配しないで感謝するとき、人知を超えた平安に満たしてくださると約束してくださいました。それはあなたの平安です。それこそ私の求める平安です。
主よ、今この時を一人で生きることはできません。どうか私の心の嵐を静めるおことばを与えてください。そして、この嵐の中を私の手を握って共に歩んでください。主よ、感謝します。あなたを信頼いたします。
風と波を静めたもう主イエスの御名によって祈ります。アーメン。
―レベッカ・B・ジョーダン
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