世界バプテスト連盟(BWA)は7月22日から26日まで、「JESUS CHRIST, THE DOOR(戸であるイエス・キリスト)」をテーマに、南アフリカ東部沿岸の都市ダーバンで、第21回世界大会を開催する。
「世界中から何千人ものバプテストの人々が、礼拝や交わり、そして、バプテストのクリスチャンの生活に影響を及ぼす神学や教会、正義の問題を議論するために集まります」と、BWAは公式サイトで述べている。
BWAの世界大会は5年に1度の開催。今回は、「イエス・キリストを通じた豊かな生活への戸を開けてくださる神を知る必要がある人たちに福音を伝えること、人権や信教の自由のための闘いに共に加わって正義を求め、不正な構造が人間の尊厳を傷つけるのをいかに助長しているかを忘れることなく、欠乏のうちにある人たちを助ける方法を探ること」などを目的としている。
また、「世界中の新しい友人と出会い、神の宣教に仕えるための協力関係の可能性を議論することで、感動を受けること、神の霊がどんな新しい召命と課題を明らかにしてくださるかを探ること、神の霊の直感的なご臨在を演技や創造的な芸術を通じて分かち合うこと」も、今大会の目的としているという。
大会の主題講演者は、バハマのアンソニー・キャロル氏(アンテオケ・ネイティブ・バプテスト教会主任牧師、元バハマ全国バプテスト宣教教育連盟会長)、韓国のピーター・チン氏(グローバル・ミッション教会主任牧師)、米国のジョエル・グレゴリー氏(ベイラー大学付属ジョージ・W・トルエット神学校教授)、カメルーンのドナルド・ヌディチャファ氏(全アフリカ・バプテスト・フェローシップ副会長、元カメルーン・バプテスト連盟総主事)、ブルガリアのディミトリナ・オプレノバ氏(ソフィア第一バプテスト教会副牧師、ブルガリア・バプテスト女性部会長、欧州バプテスト女性連合常議員)、ブラジルのルイス・ソアレス・シルバド氏(バカチェリ・バプテスト教会牧師)の6人。
大会のプログラムには、朝の聖書研究や夜の全体会議、午後のセミナーやワークショップ、祭典、子ども向けのプログラム、芸術プログラムなどが含まれている。
なお、BWAには日本では、日本バプテスト連盟、日本バプテスト同盟、沖縄バプテスト連盟が加盟し、日本バプテスト教会連合が準加盟をしている。
■ BWA第21回世界大会の宣伝動画