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人生を導き教会を生かすレビ記通読の手引き

人生を導き教会を生かすレビ記通読の手引き(3) 宮村武夫牧師

2014年5月10日07時01分
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宮村武夫牧師+

レビ記3章

(1)1、2章と3章の主題の間に見る、流れ

中心となることば・単語の繰り返し、たとえば「主の前に」(7、12節)、「血」(8、13節)、「脂肪」(9、10、14、15節)など。

1章は全焼のいけにえ、2章は穀物のいけにえ、3章は和解のいけにえ。そして3章も3つの部分。

①1~5節、牛の場合
②6~11節、羊の場合
③12~17節、やぎの場合

1、2章で見たのと同様、3章においても3つの部分がよく似た文章の流れによって構成され、内容は平行している。

どの場合も、傷のないものを主なる神の御前に連れて来て、手をおいて、ほふり、祭壇のまわりに血を注ぐ。祭司も献げる人も、それぞれ分を守る。定められた部分を火によるささげものとする。

(2)選択(せんたく)の自由と必ず・必然性の両側面

①選択の自由の場合
動物の種類、牛でも羊でもやぎでも。雄でも雌でも良い。主なる神が私たちに命令なさる場合、こうした私たちの選択が認められる場合がある。たとえば、主日礼拝の時間。それは10時半に限るものではない。場合によっては9時でも11時でも。しかし一度みなで定めた以上は、それを守る。

② 必ず・必然性の場合
傷のないもの。この一事を守らなければ、塩気を失うものとなる。何が自由で何が必ずなのか、識別力を養う必要がある。また順序も大切。手を置く、ほふる、血を注ぐ。そして脂肪を献げ、焼く。これは定められたもので、その通りにしなければならない。

私たちの礼拝の生活においても、この両面、自由の面と必ず・必然性を正しく識別する課題を与えられている。真の自由と厳しさを通して、礼拝の生活、献身の生活の整えを。

(3)和解のいけにえこそ

神の聖と人間・己の汚れに基づく、和解の必要性。注目すべきは16節後半、「脂肪は全部、主のものである」。脂肪以外は人間に委ねられる。主なる神、祭司、献げ者と三者が共に食卓に与かる交わりの回復。しかし16節後半、「脂肪は全部、主のものである」が明示するように、主なる神が中心であり、主なる神の食卓。

主なる神との交わりの回復のため、主が備えられる主のものの犠牲が必要であり、血が流されねばならない。主イエスの十字架の血潮を指し示す。

「神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。ちょうど神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい。神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。それは、私たちが、この方にあって、神の義となるためです」(Ⅱコリント5章18~21節)

◇

宮村武夫(みやむら・たけお)

1939年東京生まれ。日本クリスチャン・カレッジ、ゴードン神学院、ハーバード大学(新約聖書学)、上智大学神学部修了(組織神学)。宇都宮キリスト集会牧師、沖縄名護チャペル協力宣教師。

主な著訳書に、編著『存在の喜び―もみの木の十年』真文舎、『申命記 新聖書講解シリーズ旧約4』、『コリント人への手紙 第一 新聖書注解 新約2』、『テサロニケ人への手紙 第一、二 新聖書注解 新約3』、『ガラテヤ人への手紙 新実用聖書注解』以上いのちのことば社、F・F・ブルース『ヘブル人への手紙』聖書図書刊行会、『哀歌講解説教 哀歌をともに』、『ルカの福音書 味読身読の手引き①』以上クリスチャントゥデイ、など。

■外部リンク:【ブログ】宮村武夫牧師「喜びカタツムリの歩み」

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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