日本の伝統文化が息づく街、京都。伝統的なイメージの強い街だが、様々な統計を見てみると、「革新と伝統」の両面のある街だという。
マイナビニュースの連載「データで見る都道府県民性」(文:横道文也)の京都編によると、京都では人口10万人当たりの神社数は67(全国30位)、寺院数は117(同13位)だが、教会数は10万人当たりに7.4で、これは全国順位で7位。他の都道府県に比べて、京都は教会の数が神社や寺院の数に対して相対的に多い街という統計になるという。
同連載ではこのような京都の意外な面を統計データから紹介。京都では、パンの消費量が全国1位で、餃子やコロッケの消費量も全国2位と、伝統とは少しイメージの違う食べ物の消費が多いという。一方、京都地方は薄味で知られているが、食塩、醤油、味噌といった塩分の高い調味料の消費量は、それぞれ40位、41位、41位と少ない結果が出た。
この他、京都は人口100人当たりの大学生数が5.29人で全国トップ。大学院生数も0.68人でトップと、「学生の街」という特徴もあるようだ。