【CJC=東京】バチカン市国のサン・ピエトロ広場で19日、イタリア人男性(50)が焼身自殺を図った。警察とバチカン(ローマ教皇庁)によると男性は病院に運ばれたが、全身の5割以上をやけどしており重症だという。
AFP通信によると、この男性は、大聖堂前から延びるメーンストリート「和解の道」近くにあるバチカン運営のサント・スピリト病院に清掃作業員として勤務しており、前日18日には家庭内で大きなもめ事があったという。また別の病院で持病の治療を受けており、現場には娘の電話番号を記したメモが残されていたという。