Skip to main content
2025年9月17日12時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

世界福音同盟、コーラン焼却を非難

2012年4月30日20時50分
  • ツイート
印刷
 世界福音同盟(WEA)は28日、米フロリダ州ゲインズビルの牧師テリー・ジョーンズ氏がイランで牧師が拘束されている件に抗議するためにイスラム教の聖典コーランを焼却した行為を非難する声明を発表した。

 WEA代表のジェフ・タニクリフ博士は「聖典の焼却は間違った、不当な行為です。コーランの焼却はイスラム教徒の方々にとってとりわけ嘆かわしいことであり、聖書的価値観を反映したものでも、私たちキリスト教徒が仕える主イエスの霊に沿った行為でもありません。世界中のイスラム教指導者の方々に対して、今回テリー牧師がイスラム教に敵意を抱いて行った行為は、キリスト教徒を代表する行為ではないことを理解していただきたいと思います。実にテリー牧師はイエス様が『全ての人を愛しなさい』と呼びかけられている御言葉に違反する行為を行いました。このような暴力は私たち全てを傷つける行為です」と述べた。

 テリー氏のコーラン焼却はタニクリフ博士含む世界福音同盟(WEA)代表陣らとの会合の立った1日前に開かれた同氏との個人的な話し合いの後に生じた。

 タニクリフ博士は個人的にテリー氏と会話し、北米キリスト教指導者らの言葉を聞いて倣うように説得を試みていた。会合では、イスラム教国のキリスト教牧師からも彼の行為に関する懸念の声が聞かれた。

 WEAによると、マレーシアクアラルンプールの教会牧師のダニエル・ホー氏、およびWEAグローバル大使のブライアン・スティラー博士、米オーランドノースランド・チャーチ牧師のヨエル・ハンター博士らとともに、会合において、テリー氏がコーラン焼却を行わないように要求したという。WEA指導陣らは、テリー氏と約90分間話し合いの時間を持ったという。

 テリー氏は2010年9月に初めて公式的にコーランを焼却を予告したことで世界の注目を浴びた。2011年4月にはオンライン上でイスラム教の模擬裁判を行い、コーランを複製した書物を焼却した。それから数日間のうちに、22人の国連職員および9人の反体制運動家らがアフガニスタンで殺害され、パキスタンでは2人が殺害された。また教会の襲撃や聖書の焼却等も生じた。
 
 テリー氏は現在イランの刑務所で死刑判決が下されているキリスト教牧師ユセフ・ナダルカニ氏の問題についてもイラン政府に対して解放を呼び掛ける運動をしている。ナダルカニ氏はイランでイスラム教徒を伝道しようとしたことから、冒とく罪が言い渡されていた。ナダルカニ氏は死刑判決が下され、死刑執行を待ちながら生活する状態にあり、米国政府、カナダ政府その他各国政府が状態を深刻に見守っている。

 しかしながら、テリー氏はWEA会員たちとの会合において、イランナダルカニ牧師の件について、単に「イスラム教に抗議する良い機会である」と述べたという。

 タニクリフ博士およびその他WEA指導陣との会合の中で、テリー氏はドイツケルンで30年間を過ごした後、愛する祖国アメリカが道徳的な退廃状態にあることに気づき、また弱体化した教会によって弱められ、力のない政府によって弱体化し、さらにイスラム教聖職者やシャリア法が侵食していく危機にあることに気付いたことを打ち明けた。テリー氏は、コーランを冒とくすることでイスラム教を侮辱し、「アメリカを目覚めさせる」ためにするべきことをするように「神は私に語られている」と話していることをWEA会合で説明したという。

 28日の会合ではテリー氏と密度の濃い会合が行われ、WEA指導陣は聖書的価値観、イエスのように生きることが私たちの生であることを伝え、他国のキリスト教徒への影響を配慮し、テリー氏の論理を再考する時間を持った。

 「テリー氏はアメリカへの愛がありますが、過去のアメリカのあり方とアメリカのあるべきあり方を混乱しておりました。テリー氏はWEAの会合でキリストに従う者でありながら、これ以上公正に他者を愛するべきであることを信じようとせず、実現可能な戦略に乗ろうとはしませんでした。マレーシア牧師のホー氏がテリー氏に『あなたがコーランを焼却されたことで、私がマレーシアで殺されたとして、あなたがマレーシアに来てなぜコーランを焼却したのか私の家族と顔と顔を合わせて説明することができますか?』と尋ねたところ、テリー氏は沈黙していました。またイスラム教国のキリスト教指導者たちに会ったことがあるか尋ねたところ、テリー氏は笑いました。このような国々のキリスト教徒に対し、テリー氏の聖典焼却行為がどのような影響を与えるかについて尋ねたところ、テリー氏は『私の責任ではありません』と答えました」とWEAは伝えている。


 聖書的価値観、イエス・キリストによる召しとテリー氏の行いの関係については、テリー氏は会合でアブラハムとモーセを引用し、「狂ったことを行ってきた聖書的人物の例です。神が私にそのようにするように言われたのです」と説明したという。WEAによると、彼の精神の中心には「神が私にそうするように言っている」との強い信念があるという。

 タニクリフ博士は「私は世界を旅行しながら、イスラム教徒とキリスト教徒の緊張が高まっているのを認識しています。しかしながら、私たちは相互に尊敬し、違いを乗り越えていく努力が不可欠であり、どのように相互に尊敬し合いながら、平和の中に生きることが重要であるかを模索していくだけでなく、キリスト教教徒としてイエスの道を歩み、彼の愛の中に留まることがとても重要です」と伝えている。

  • ツイート

関連記事

  • アフリカリバイバルが目前

  • キリスト教は今やアフリカの宗教に

  • テリー・ジョーンズ氏、牧師拘束のイランにコーラン焼却で抗議検討

  • 「ユセフのためのツイート」、イラン人牧師ナダルカニ氏にスポット当てる

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(3)神の御霊と一つ 加治太郎

  • 聖書のイエス(17)「わたしを見た者は、父を見たのです」 さとうまさこ

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(244)聖書と考える「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.