最近パキスタン南部のカラチで大規模伝道集会が開催され、米団体バイブルズ・フォー・ザ・ワールド(BFTW)がこれを支援した。集会には約5万2千人が集まり、毎晩さらに数千人が加わったという。その上、数百万人がインドなどの周辺国からオンラインで視聴したそうだ。
参加者のほとんどはイスラム教徒かヒンズー教徒で、同団体のプダイト氏は「1週間にわたるイベントでしたが、これは地元の協力と国際的な協力が一緒になって実現したものです」 と述べ、「多くの信者がキリストの体として協力することが必要だった」と語った。
彼は「BFTWの役割は、病院、孤児院や学校への訪問、刑務所や監獄、女性への奉仕活動などを通して聖書のサポートを提供することです。この働きは大規模な集会で頂点に達しました」 と続け、何千もの人々が主イエスに従う決心をしたという。
BFTWは、新しい信者や興味を持った人々に新約聖書やヨハネによる福音書を配った。しかし、その活動はこれで終わらない。氏は「現地のパートナーの協力には本当に満足しています。彼らはこのイベントを企画しただけでなく、その後の弟子訓練を通じて、この新しい信者たちを自分たちの教会に導くでしょう」 と語った。
迫害や反発が強く、伝道が難しいといわれるイスラム教国パキスタンだが、この新しい兆しの故に、神を賛美しよう。
この先、困難に直面する可能性がある彼らを、主が強めてくださるよう、困難に負けず宣教が進むように祈っていただきたい。
■ パキスタンの宗教人口
イスラム 95・8%
プロテスタント 1・8%
カトリック 0・8%
ヒンズー 1・8%