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榮義之牧師「希望の声」(23)・・・偉大な人生

2008年12月4日11時01分
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榮義之牧師+
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与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。(ルカ6:38)



 昔、インドに、用水路を作るのが大変上手なお百姓さんがいました。初めの年、彼が引いてきた用水は、隣の田んぼにもあふれ出ていきました。おかげで、隣の田んぼにもよい米ができ、豊作でした。そこで彼は、次の年には、用水があふれ出ないように、自分の田んぼの周りに堤防を造りました。その結果、水はせき止められましたが、彼の田んぼは腐ってしまい、田んぼは沼地となってしまいました。



 イエス・キリストが活躍されたパレスチナには、ガリラヤ湖と死海という二つの湖があります。



 ガリラヤ湖にはたくさんの魚がすんでいます。ペテロ鯛だとかアンデレ鯛だとか、いろいろな名前がついています。ガリラヤ湖はいつも上流から水が流れ込み、下流へと流れ出していくので、魚が生きるのにふさわしい湖なのです。



 ところが、下流にある死海、別名塩の海には、一匹の魚も住んではいません。塩分ばかりがたまって、魚や植物は生き延びることができないのです。



 人生、もし受けることだけが、成功や幸福への近道だと考えていたら、それは大きな間違いです。イエス・キリストは「受けるよりも与えるほうが幸いである」(使徒20:35)と言われました。いや、そればかりではなく、それ以上に与えることを勧め、「何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい」(マタイ7:12)と、人生を積極的に生きる道を示してくださいました。



 利己主義を克服することによって、成功への正しい道を歩むことができます。他の人を助ける時、あなたは幸せな人生を生きることができるのです。富を分けてあげる時、自分が話すよりも多く聞いてあげる時、あなたは成功への道をより速く進んでいるということができるのです。



 与えることは、あなたの人生を、偉大にする秘訣です。「私」ではなく、いつも「あなた」について考えてみませんか。「得る」ということだけを考えるのではなく、「与える」ことを考えてみましょう。



 それでは、何を与えることができるのでしょう?



 まず、微笑を、笑顔を与えることができます。明るい声で、あいさつをすることができます。



 私は有料道路を通る時、料金所で必ず、「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」とあいさつします。最初はけげんな顔をしていた係りの人も、近ごろは先に声をかけてくださいます。



 朝の忙しい時、ラッシュ時に、ある人はしきりにクラクションを鳴らします。しかし、それで車の流れがスムーズになるわけではありません。



 ある交差点で、l信号が青に変わりました。一人の免許取立ての婦人の車のエンジンが、なかなかかかりません。たちまち、車の流れがストップしてしまいました。後の車は次々警笛を鳴らします。彼女は車を降りて、後の運転手に言いました。「私の車を動かしてくださいな。代わりに私が警笛を鳴らしますから」。



 そうです。私たちの周りには、警笛を鳴らす人は多いのです。不平や不満、怒りや憎しみをぶちまける人はいっぱいいます。警笛を鳴らすことは簡単なことです。しかし、それで何かが解決したでしょうか?問題はますます大きくなるだけです。



 与える心、理解を与えてみませんか。あなたの周りにいる人の本当の気持ちを分かってあげる努力をしてみましょう。



 また、だれかが困っていたら、喜んで手伝いましょう。聖書に、「子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行いと真実をもって愛そうではありませんか」(1ヨハネ3:18)とあるとおりです。



 イエス・キリストは、あなたや私のために、ご自分のいのちを与えるほどに愛してくださいました。



 人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。(ヨハネ15:13)



 イエス・キリストはすべてを与えてくださったのです。



 あなたも与える幸いを、ぜひ経験なさってください。あなたの言葉、思いやり、理解、赦し、あいさつ、小さなプレゼント、心・・・。



 あなたは与えるものをたくさんもっています。そしてそれは、決して減っていくことのない豊かな資源なのです。



(C)マルコーシュ・パブリケーション




◇



榮義之(さかえ・よしゆき)



 1941年鹿児島県西之表市(種子島)生まれ。生駒聖書学院院長。現在、35年以上続いている朝日放送のラジオ番組「希望の声」(1008khz、毎週水曜日朝4:35放送)、8つの教会の主任牧師、アフリカ・ケニアでの孤児支援など幅広い宣教活動を展開している。



 このコラムで紹介する著書『希望の声』(マルコーシュ・パブリケーション)は、同師がラジオ番組「希望の声」で伝えたメッセージをまとめた珠玉のメッセージ集。放送開始25年を迎えた98年に、過去25年間伝え続けたメッセージの中から厳選した38編を紹介している。

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