日本のプロテスタント主義学校が加盟するキリスト教学校教育同盟(東京都新宿区、久世了理事長)は5日、加盟学校法人の学生生徒児童数及び、教員・選任教員数の今年7月までの統計を発表した。昨年に比べ加盟法人は102法人と変わらないが、小学校から大学までを含めた全体の校数は265校から287校と大幅に増加、特に小学校で10校が増加した。一方で、全体の学生生徒児童数は昨年により約2000人少ない、34万2177人となった。
5日に発表された統計によれば、同盟加盟の校数は、小学校が21校から31校に、中学校が70校から76校に、高校が89校から95校に、大学が55校から57校と、各種別で増加。一方、専門・各種学校は9校から7校に減り、短大は変わらず21校を維持。全体では、22校増加する結果となった。
しかし、学生生徒児童の全体数は、大学で昨年22万9781人であったのが、今年22万8942人と減少し、短大、専門・各種学校も生徒数が減り、全体では減少する傾向となった。
教員数は校数の増加に伴い、昨年より約1000人増えて、約3万2233人。専任職員も約300人増加し、6204人となった。男女比で見ると、学生生徒児童では女子の比率が高く、男子の約1.4倍。一方、教員は男性の比率が高く、女性の約1.6倍。