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ささき・アイザック・みつお・・・日本新生のキーポイント

2008年3月4日17時28分
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佐々木満男弁護士+
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 2008年2月、東京の日本橋公会堂において、マレーシアのレイモンド・ムーイ牧師による第4回ヒーリング・セミナが行われました。孤児として仏教寺院で尼さんに育てられたムーイさんは、幼い頃に数々のいじめに遭い、運命を呪って悪事の限りを尽くす問題児でした。ところが、聖霊を受けてイエスを信じ神の愛を体験して以来、彼は愛の人に変えられ、福音宣教の道を一直線に歩んできました。アジア各国のイスラム教、ヒンズー教や仏教そして共産主義の異教の地で、数千人、数万人の伝道集会を行っています。また、マレーシアの政界、財界のトップの方々が救われ、ムーイ牧師は今や国を動かす伝道者として注目されています。



 自分の日常の体験をふまえて子どもにもわかるほど聖書を文字通り単純明快に語るムーイ牧師のメッセージには、愛といのちと力があります。実際に大勢の人々がいやされ、壇上にのぼって証しをしました。「自分を傷つけた人をすべて赦しましょう!」とうながした時は、参加者のほぼ全員が涙をもって赦しを宣言し、中には床に倒れて号泣する人もたくさんいました。クライマックスは、「どうしてもいやしてもらいたい!」と長野からわざわざ泊り込みで車椅子で来た方が、いやされなかったにもかかわらず、「今日私はイエス・キリストを救い主として信じます!」と付き添いの方と共に壇上で告白したことです。



 「いやしと解放と救い」は、まさに聖霊のみ業であることを、はっきりと示された3日間でした。日本ではまったく無名のマレーシアの若い牧師が語ると、大勢の日本人がいやされ、解放され、救われる。「権勢によらず、能力によらず、わが霊による」というみことばの通りです。



 聖書を一度も読んだことがなく、福音を一度も聞いたことがなかった私の小学校の同級生をムーイ集会に誘ったら、お義理で来てくれました。「真剣に考えていることがあるんだ。相談に乗ってくれないか」。集会の2週間後に彼からこう言われました。「佐々木くん、きみは本当にムーイさんの言ったことを信じているのか?」「うん、百パーセント信じてるよ」「そうか、実はぼくもクリスチャンになろうと思っているんだ。でも、長男だからお墓をどうしたらいいのか、悩んでいるんだよ」と言うではありませんか。「ぼくも長男だけど、そんなことは、クリスチャンになれば、神さまがちゃんと解決してくれるよ」と答えると、「ふーん、それもそうだな」と安心して帰っていきました。



 集会に誘った別のノンクリスチャンの知人は、「あの集会に出て、俺の人生の目的ができたよ。あんな小さな集会ではもったいない。これから俺はできるだけお金をもうけて、もっと大きな集会をするために使ってもらいたいんだ」と言って、クリスチャンを自称し、日々「ハレルヤ!」を連発しています。よほどうれしかったのだと思います。聖霊の働きは驚くばかりです。



 「聖霊が力強く働かれるなら、日本人でも実に素直にイエスさまを信じるんだなあ」と思わされました。フランシスコ・ザビエルが日本宣教を始めた頃は、強烈な聖霊の働きがあったに違いありません。あっという間に日本全体がキリスト教国になる勢いでした。それを非常に恐れた仏教と幕府とが結託して、世界でもまれに見るほどの長期にわたる徹底的な弾圧と迫害によって、キリシタンをほとんど根絶やしにしてしまいました。



 しかし、今一度聖霊が働かれるなら、この日本に再び全国的なリバイバルが起こされることでしょう。聖霊が力強く働かれるなら、どんなに巨大な山々も粉砕され、たちどころに平らにされてしまうからです。ムーイ集会で私はその可能性をはっきりと見させていただきました。



 ただ一つの問題は、「レイモンド・ムーイという特別な神の器だからこそ聖霊が働いてくださるんだ。われわれ日本人にはとても無理な話だ」と思うか、「孤児としてマレーシアで育ったムーイさんにできることが、われわれ日本人にできないはずがないではないか。マレーシアで働かれる聖霊さまと、日本で働かれる聖霊さまは同じではないか」と信じるかです。ふだんのムーイさんは、誰にでもフレンドリーなごく普通の人です。私たちとまったく変わりません。



 「聖霊が力強く働いてくださるか否か」。ただこれだけが、日本新生のキーポイントであると思います。組織論や方法論を議論する前に、まずは私たち一人ひとりが本気で絶えず祈り、絶えず聖霊に満たされて歩むところに、全国的リバイバルの突破口、サタンの強大な城壁を打ち壊すブレイクスルーがあるのではないかと信じてます。




◇




 佐々木満男(ささき・みつお):国際弁護士。宇宙開発、M&A、特許紛争、独禁法事件などなどさまざまな国際的ビジネスにかかわる法律問題に取り組む。また、顧問会社・顧問団体の役員を兼任する。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。



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