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結合双生児の母親、手術中に一人亡くすも神に栄光帰す

2015年9月10日00時20分 翻訳者 : 小又香織
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関連タグ:米国
結合双生児の母親、手術中に一人亡くすも神に栄光帰す+
ハンナちゃんとオリビアちゃん(写真:GoFundMe のアンバー・マカローさんのページより)

米北部ミネソタ州ヘイスティングズ出身の31歳のシングルマザー、アンバー・マカローさんが8月26日、体の一部が結合している結合双生児の女の子ハンナちゃんとオリビアちゃんを出産した。陸軍で8年間服役し、その後ロースクールを出て弁護士となったマカローさんは、米中部コロラド州の小児病院で、妊娠32週で帝王切開により出産。すぐに双子の分離手術が行われたものの、手術中にオリビアちゃんが亡くなってしまった。しかし、マカローさんは深い悲しみの中にありながらも、同時に心から神に感謝している。

「私は御言葉を信じます。私は祈りには力があると信じます。祈り、御言葉の内にある力、そして、ここの医療の専門家たちの驚くべき技量は、ハンナの命の源です」と、マカローさんはファンディングサイト「GoFundMe」に開設した自身のページにつづった。「もう既に非常に長い道のりでしたが、私はこれらの全てのことにより、ここまで来ることができたと信じています」

生き残ったハンナちゃんは、新生児特定集中治療室(NICU)で、「危険だが安定している」状態だという。ハンナちゃんは、認知の問題や、黄疸(おうだん)、肺高血圧症、また未発達の肺が呼吸困難を引き起こす問題を抱えており、医療チームが必死に手を尽くしている。手術中、ハンナちゃんは一時的に全ての血液量を失いさえしたが、一命は取りとめた。

「ものすごくつらかったし、怖かったのですが、その間いつも愛で満たされていました」。マカローさんは、そう GoFundMe のページに書いている。今月1日には、出産後初めてハンナちゃんの写真をフェイスブックで公開。9日にも数枚の写真を投稿した。

医師は最初、マカローさんの赤ちゃんが結合双生児であり、死産になる可能性が高いと伝えた。メリーランド大学医療センターによると、結合双生児は20万回の出産に1回という非常にまれなもの。マカローさんの双子は、腹部、肝臓、腸管を共有していたが、オリビアちゃんの心臓の心室は1つだけであり、生存の可能性は低かった。また、オリビアちゃんの脚は1本しかなく、先天性の脳の奇形もあった。

結合双生児の母親、手術中に一人亡くすも神に栄光を帰す 「祈り、御言葉の力、医師たちが命救った」
特殊な人工呼吸器と栄養チューブにつながれているハンナちゃん=9日(写真:アンバー・マカローさんのフェイスブックより)

マカローさんは、堕胎(だたい)することは受け入れず、出産後すぐに双子の分離手術をすることに決めた。

「もし私がどうしたいかを自由に選べて、2人とも生存できるのだとしたら、2人を(手術しないで)そのまま一緒にくっついたままにしたでしょう」と、マカローさんは地元テレビ局「KUSA-TV」に語っている。「しかし、それは不可能でした。双子が一緒のまま生きられたら良かったのに。もし2人が一緒のままなら、どちらも亡くなってしまうという状況でした」

胎児診断治療センターのディレクター、トレイシー・プローゼン医師は、USAトゥデイ紙に次のように語った。「これは難しい選択です。母体へのリスクと赤ちゃんへのリスクの両方があります。アンバーさん自身の健康に危険が及ぶかもしれないという状況で、私たちは厳重に彼女の容体を観察してきました」

医師らはただちに双子に挿管し、胸から骨盤までがつながっている双子の分離手術には5時間を要した。医師らは、4つの腎臓の全てをハンナちゃんの体の中にとどめておくことに決めた。オリビアちゃんは助からなかった。

「私は、オリビアとの全ての瞬間を胸に抱いています」とマカローさん。「日曜日の朝、私は退院し、葬儀場の方が来て彼女を連れて行ったのが最後でした。私は言葉がありません。心の痛みというものを十分に説明するために、この子たちが存在するのだろうと思います。私はこれからもオリビアを愛し続け、この思い出を覚え、大切な娘が天国にいるということを忘れません」

ハンナちゃんは現在、特殊な人工呼吸器と栄養チューブにつながれて点滴を受けている。ハンナちゃんのそばにはマカローさんがおり、ハンナちゃんは母の声を聞いて、手をぎゅっとつかむこともする。「ハンナは、自分の母親が誰なのかを良く分かっています」とマカローさん。マカローさんが読み聞かせをすると、それに反応も示すという。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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