日本のリバイバルを求めて、約5年前から毎月祈祷会を開催している全日本大リバイバル合同祈祷会が主催する第5回全日本大リバイバル全国祈り大聖会が22〜23日まで、埼玉県の川口総合文化センター・リリアで行われた。今年は、50以上の教会が賛同教会として名を挙げ、著名な講師6人を招いて聖会が行われた。
聖会で初めのメッセージを伝えたのは、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団・草加神召キリスト教会牧師の天野弘昌氏。歴代誌第二7章11〜16節を引用し、「主の訪れ」と題して講演した。
天野氏は本文の内容から、リバイバルに必要なものとして「悔い改めの祈り」を挙げた。血液癌の一種である多発性骨髄腫を患い、医師からも余命半年と宣告された自らの経験を話し、その時を振り返って「自分のことのためにはこんなにも祈るんだ」と話すほど、真剣に涙で祈った思いを話す。そして、「もし命を長引かせてくださるなら、日本のリバイバルのためにこれくら真剣に祈ります」と神に祈ってから、主からの力を感じ、病が見る見るうちに癒された。死の病をも癒す祈りの力を、自らの経験を通して伝えた。
また、祈るためには「祈りの霊」が与えられることが必要であることし、祈ろうと思ってもなかなか祈りが継続できないという経験があるかもしれないが、祈られずにはいられないというな思いを下さる「祈りの霊」を受けることが大切だと語った。さらに、主との深い交わりから出てくる、本当に必要な題目に対して祈る「ポイントをついた祈り」の大切さ、また聖霊が人格的な存在であることを伝えた。
天野氏は、リバイバルの鍵として、主の臨在があること、各人と主との親しい関係が回復しているこを挙げ、リバイバルが多くの人が救われ教会に来るという目に見えるものだけではなく、神との関係が回復するるという、目に見えないところにおいても起こる必要があると伝えた。最後には、「多くの人々は問題を見すぎている。問題を解決される方を見るべき」と語った。
聖会では天野氏の他、東京希望キリスト教会牧師の尾形守氏、主イエスキリスト教会牧師の大久保みどり氏、クリスチャンライフ牧師の水野明廣氏、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団・小岩栄光キリスト教会牧師の吉山宏氏、新城教会牧師の滝元順氏が講師として招かれ、それぞれ熱いメッセージを語った。